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#0076【資産形成】J-REITは有名なビルの1口オーナー

皆さん、こんにちは。記事をご覧いただきありがとうございます。不動産投資をされている方であれば、一度はJ-REITの購入を検討したことがあるのではないでしょうか?そもそもJ-REITはどんな投資商品なのか、他の投資対象としてよく比較される株式投資、日ごろ、取り上げている不動産投資と比較しつつ、説明します。

【J-REITとは】
日本型不動産投資信託のことです。このように聞いてもピンとこないと思うので、かみ砕いて説明します。入口の理解としては、株式ではないけれど、株式みたいなものと理解するとイメージがしやいと思います。つまり、株式投資の場合の株式は、株式会社の出資たる地位の株主となり株式を所有します。株式は株式会社という大規模な資本集中を目的に発行される株式会社の出資口を流通しやすくするために株券として小口化したものです。
J-REITにおける株式に相当するものが投資口です。J-REITの場合は、株式会社ではないですが、不動産の運用のみを目的とした投資法人を設立します。投資法人の出資口のことを投資口と呼びます。冒頭で株式ではないけれど、株式みたいなものと説明したのは、まさにこの投資口が株式会社の株式のように証券取引所において売買の対象となります。従って、J-REITを保有するには、証券会社に口座を作って、そこに投資の元手となる資金を預け入れ、投資口を株式と同じように売買により取得します。証券コードも存在しているので、不動産を運用しているけれど、性格的には株式のようなものになります。2024年の当記事執筆時現在、J-REITの銘柄は約60銘柄があり、上場しています。

【J-REITを買うことの意味】
J-REITを取得するということは、先に説明した投資法人のオーナーとなることを意味します。投資法人がオフィスビル、マンション、ホテル、商業施設、物流施設を保有しているため、間接的ではありますが、J-REITを購入することで、その不動産のオーナーのような地位を取得することになります。J-REITを購入すると投資口の保有口数に応じて分配金が支払われます。この分配金は、投資法人が保有している物件の家賃収入や物件を売却したときの売却代金を原資とします。従って、個人の資金力では保有することが不可能な大型の物件であっても投資口を保有することによって所有することになるのです。

【まとめ】
J-REITの利回りは3%~4%程度が多いのではないでしょうか。不動産の現物を取得するのと比べて賃貸管理などの煩わしい業務は投資家が自らが行う必要はない点で利回りと手間暇のバランスが取れていると考えることもできます。ローンを活用して物件を買うようにJ-REITの取得にあたり金融機関から融資を引くことはできないので、レバレッジを効かせて投資することはできません。メリット、デメリットを考慮してJ-REITを資産運用の対象に加えてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキして頂けますと幸いです。

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