#0049【不動産投資】水回りの設備(3点ユニットとBT別)の違い
皆さん、こんにちは。記事を見て頂きありがとうございます。
水回りの設備について、3点ユニット、バス・トイレ別(BT別)という用語が使われます。投資目的のマンションの購入の場合、賃料設定に影響するため、収益性に影響します。今回は、水回りの設備について、3点ユニットとBT別について説明します。
【3点ユニット】
①お風呂(バスタブ)、②トイレ、③洗面所が一体になったユニットバスのことです。比較的、バブル期に分譲されたワンルームマンションの場合、一部屋の最低面積の規制がなかったため、専有面積15平米前後の狭い部屋が分譲されました。居室の面積を確保するため水回りをコンパクトにした3点ユニットが採用されていました。不動産投資をする方の中には、3点ユニットの物件に賃貸需要があるか心配になる方もいると思いますが、お風呂が狭くてもシャワーだけで湯船に入らないという方にとってはバスタブが狭い点は気にならないと言う方も一定数いるようです。その分、家賃が抑えられる利点があります。
【バス・トイレ別(BT別)】
お風呂とトイレが別々に独立している部屋をさします。比較的、築年数の浅い部屋で採用されています。必然的に専有面積が広くなるため、最低でも20平米前後ある部屋になります。最近だと主流の水回りの設備です。都内では単身用向け物件の場合、条例でひと部屋の最低面積は25平米前後が必要なことが多く、水回りの設備もバス・トイレ別ということが多い傾向にあります。家賃帯が高い物件はバス・トイレ別というのが当たり前になっています。
【リフォーム】
中古マンションの場合、3点ユニットの物件をバス・トイレ別にリフォームすることも可能です。この場合、キッチンの位置を移動したり、居室を少し狭くするなどの影響がありますが、ニーズにあった物件に変えることで家賃の増額が見込めるため、築年数が経過したマンションのバリューアップとして有効な手段です。
【最後に】
3点ユニットの物件が人気がないとはいえ、家賃が抑えられているため、家賃とのバランスから一定の賃貸需要はあります。バス・トイレ別物件が普及したとはいえ3点ユニットの物件の流通量は多いので投資対象としても主流になっていると考えます。もし3点ユニット物件を投資対象から外している場合には、検討してみてはいかがでしょうか。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキを頂けますと幸いです。
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