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#0091【資産形成】トランクルーム投資とは

マンション投資は居住する場所を貸すという賃貸業になります。最近では、不動産投資も多様化していて、太陽光発電、コインランドリーも広義では不動産投資に分類されます。保管場所を貸すレンタルスペース、トランクルーム等も見かけるようになりました。レンタルスペース、トランクルーム投資について特徴をまとめてみたいと思います。

【トランクルーム投資の特徴】
〈特徴①〉
居住用の部屋を貸す場合、お風呂やトイレ、キッチンなどの住宅設備が必要になります。エアコン、給湯器も必要です。しかしながら、トランクルーム投資の場合は、こういった水回りの設備は不要です。その分、貸せるスペースを確保することができます。設備がないということは設備の故障による修繕の必要がないため投資してからの追加のランニングコストがからず維持がしやすい特徴があります。

〈特徴②〉
築古物件でもトランクルームとして改修すれば貸し出すことが可能です。保管場所を提供できればよいので、建物が古いことはそれほど影響しません。

〈特徴③〉
駅近の立地でなくてもニーズがある。駅に近いマンションだけでなく、駅から離れている場所でもトランクルームのニーズはあります。マンションをトランクルームに転用することが可能です。

〈特徴④〉
居住用の物件とは異なり、人が生活するわけではないので、周りの音や利用マナーによるトラブルはマンションと比べると少ない傾向にあります。

〈特徴⑤〉
一度、利用すると長期利用となる傾向があると言われます。保管しているものを一時置き場として利用している人もいますが、保管するものによってはたまに出し入れするだけで長期保管(長期利用)となる傾向があります。

〈特徴⑥〉
1階など賃貸用の物件としては人気が低い日当たりが悪い立地、通りに面していて防犯上、あまり好まれない立地の物件であってもモノを保管するために利用するため、トランクルームに転用することが可能です。

【トランクルームはどのようなものが預けられているか】
・季節性のある品物(五月人形、スキー用品、キャンプ道具、クリスマスツリーなど)
・コレクションしている品物(フィギア、絵画、骨董品など)
・体積が大きい品物(楽器、釣り用具など)
・趣味の品物

【最後に】
マンションの1室をトランクルームに転用する場合には、当該マンションの管理規約にもとづき、そのような使い方が許容されるか事前に確認する必要があります。マンションの場合は、専ら住宅として使用することが前提となっているため、不特定多数の方が出入りする利用の仕方をする場合には、難しい場合があります。今回は、トランクルーム投資について特徴等をまとめました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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