#0004【不動産投資初心者】株式投資と不動産投資
記事をご覧頂きありがとうございます。この記事では普段、不動産投資についてまとめています。不動産投資以外にも様々な資産運用の種類はあります。資産運用の規模、FIREやセミリタイアに向けての資産形成のスピード、リスクとリターンのバランスなど不動産投資とは違う点もあります。今回は、よく比較対象としてあがる株式投資と不動産投資を比較してみたいと思います。
【株式投資】
個別の企業の株式を購入するものです。日本には約3,600社ほどが上場企業があります。株式投資をするには各企業が投資家向けに開示するIR資料や会社四季報などを読み解き、株価の動きを分析して購入します。もちろん、分析などしなくても好きな企業だからとかよく知っている会社だからという理由で購入することもできます。株式投資のリターンは配当を受け取る、株式を売却してキャピタルゲインを得るの2つです。株主優待のオマケがあるケースもあります。元本の回収は市場で売却することでできます。株式市場は流動性が高く、売却手数料も不動産と比べると安いので、比較的売却は容易です。不動産投資のように運営に経費がかからないのはメリットです。株式投資のデメリットは株価が上下するため、株価の値動きにより資産額が変動することです。株価をチェックして一喜一憂することが起こりえます。スマホでも購入できるため、サラリーマンが取り組みやすい投資ではありますが、価格の変動リスクが高い点が日中はフルタイムで仕事をしているとタイムリーに株価をチェックしにくいサラリーマンに向かない投資とも言われます。不動産投資のように毎月家賃収入が入ってくるわけでないため、配当利回りだけで元手を回収するのには時間がかかる点も短期思考の方にとってはデメリットと考えられます。
【不動産投資】
投資対象は様々な分類ができます。投資対象が変われば投資手法もいろんな取り組み方があります。投資家の方はそれぞれが得意とするエリア、構造、間取り、築年数など戦略的に選んで投資できるのが特徴です。
・都心部の物件vs地方の物件
・一棟物件vs区分所有
・マンションvs戸建て賃貸
・単身者向けvsファミリー物件
・住居系vs店舗、事務所
・新築vs築古
・RC造vs鉄骨造、木造
区分マンションであれば同じ部屋の別部屋が売りに出て近い物件を探すことはできますが、基本的には同じ物件はありません。株式投資と違い物件の調査をして不動産会社に手数料を払って購入するのが基本です。株式投資と違い毎月の賃料が入ってくるため長期保有によるインカムゲイン目的での運用も考えられます。もちろん、値上がりしたタイミングで物件を売却することでキャピタルゲインを狙うこともできます。家賃収入は空室がなければ毎月、固定額が入金されます。毎月お給料をもらっているサラリーマンにとっては好まれる点ではないかと考えます。一方で、株式投資と比べて売却に時間を要するのがデメリットです。区分所有マンションであれば売却スピードは比較的早いですが契約手続、ローンの調整、調査、登記手続など最低でも数週間から1ヶ月くらいはかかります。また、株式投資のように情報開示がされているわけではないため、情報を集めて読み解く必要があります。
【まとめ】
株式投資と不動産投資を比較してみました。両方やっている方もいると思います。投資対象が変わればゲームの勝ち方は違ってきます。どちらがいいと言うわけではなく、あう合わないも人によって違います。ご自身の性格や投資資金、投資したあとの管理などマッチするものに取り組むのがベストかと考えます。最後までお読み頂きありがとうございました。
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