ライターが語る周年誌・記念誌を作るメリットとは
皆様こんにちは。広島の出版社、ザメディアジョンです。
このnoteでは、広島でさまざまな企業様と関わらせていただいた経験を元に、地元で長く愛され続ける企業・団体の特徴についてお伝えしていきます。
今回は
「ライターが語る周年誌・記念誌を作るメリットとは」
についてです。
-社史や記念誌を作る企業さんはどのような特徴がありますか?
人を大切にしている企業が多い
社史や記念誌、就職情報誌で経営者の方にお話をお伺いしていると、ある共通点があるなと感じています。それは、「人を大切にしている」ということです。取引先や外注先はもちろん、自社のスタッフやスタッフの家族など関わる人すべてを大切にしていると感じます。
例えば、自身が身につけるものや普段使いのもの、プレゼントなどを取引先の商品にしているという経営者の方がいらっしゃいました。
-会長や社長など企業のトップにもお話を聞く機会も多いと思いますが、どんな人間性の方が多いですか?
時代の変化に柔軟に対応している
もう一つ感じるのは、トップの方が勉強熱心で時代の変化に柔軟だということです。トップの考えが『コロコロ変わる』ということではなく、トップの考えや会社のコンセプトなど大切な部分はブレずに、業務効率化のためにDXを導入したり社内規則や福利厚生などを時代に合わせて更新(変化)させていくということです。
①の『人を大切にする』という部分ともリンクするのですが、例えば、女性スタッフからの「ネイル代を会社で負担してほしい」という声に応えて福利厚生の一環としてネイル代の一部負担を採用したという企業がありました。時代に合わせて柔軟に制度やサービスを変えることができるというのが、企業に限らず長く続く秘訣なのではないかと感じています。
-スタッフにもインタビューをすると思うのですが、インタビューしていて感じることはありましたか?
話を聞くことで愛社精神が強くなったと感じます
普段自分が働いている会社に対して思っていることや感じていること、考えがあっても、照れくさかったり恥ずかしくてなかなか伝えることができなかったり、愚痴になってしまうことがあります。しかし、社史・記念誌に自分の思いが掲載されるということ、第三者に話すということもあり、会社に対しての『感謝』や『未来の展望』を話してくれることが多かったです。また、新人時代など若い時代の話を伺った際には、反省や後悔の言葉が出てくるなかで「そんな自分を育ててくれたのは会社であり、周りの人々のおかげ」という想いと会社に対する愛がより一層強くなったように感じる場面が多々ありました。
-インタビューしていて感じる社史・記念誌を作るメリットを教えてください
過去から学びや気づきを得て未来に活かす
これまでの会社の歴史を振り返ることで、「気づき」や「学び」が見つかるケースも。その結果、新商品の誕生や会社売上向上につながることも期待できます。
また、完成した社史・記念誌は会社の歴史やトップ、スタッフの想いが詰まった一冊になります。新たに入社したスタッフや就職希望者に会社のことを知ってもらえるツールとしても利用することができます。
話を聞いた人:浅井ゆかり
広島でライターとして活動。地元のタウン誌やWEB、全国誌の記事を執筆。近年は企業の周年誌・記念誌の制作にも携わり、さまざま企業のトップや社員にもインタビューを行っている。
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