時間を先に買うべきか?ダラダラを先に減らすべきか?
時間は大切とよく言われます。
その時間をお金で買えるのであれば買う方が良いです。
実際にいろいろな方法で実践してみてそう感じました。
例えば次のようなことです
洗濯を干す/取り込む/畳むを短縮する
ロボット掃除機を買う
食洗機を買う
ネットスーパーを使う
徒歩じゃなくてバスを使う
ここで気になるのが、従量的にお金がかかるネットスーパーとバスのお金です。
一度買えば使い放題の家電と違って、「ちょっとした買い物なのにネットで買う必要ある?」という思いが生まれます。
さらに言えば、この数十分を短縮するためにお金をかけたら、ダラダラSNS見てる時間がもっと勿体なく感じてきます。
ということで、時間を先に買うべきか?ダラダラを先に減らすべきか?について整理してみます。
数十分の価値
まずは、増やそうとしている時間の価値を考えてみます。
時間そのものの価値でいうと無限大です。
その時間で何をやっているのかで価値は無限大に変化するので、何でもできる時間には数には表せない大きな価値があります。
その時間で稼ぐとしたらいくら貰えるかで価値を計算すると分かりやすい数字が出てきます。
年収÷労働時間 です。
年収はボーナス、残業代、手当、全て込み込み。
労働時間は残業時間も含めたすべての労働時間です。
昔計算したら時給1800円になりました。
これをベースに10分の移動を考えると、300円の移動と言うことになります。
スーパーまでの行き帰り、買い物時間を含めると40分くらいかかります。
送料440円だとしても、15分働けば送料分稼げるので計算上お得ということになります。
ちょっとした買い物でも、ちょっとした移動でも、大抵の場合はお得になります。
ダラダラ時間について
さて、問題は買った時間以外の「ダラダラ時間」の存在です。
買ったは良いものの、それ以外の価値の低い時間があるよね?という思いが判断を錯綜させます。
時間をお金で買うより楽しい時間にお金をかけたほうがいいでしょ
時間をお金で買うよりダラダラ時間を減らす方が先でしょ
時間をお金で買ったらダラダラするのはもったいない。ストイックに時間を有効活用しなくてはいけない
すこし分解して考えてみます。
まず、ダラダラ時間と楽しい時間を区別します。
ダラダラ時間とは、「特にやりたいことも無いけどなんとなく目の前にあることをして気分が良くなっている時間」
楽しい時間とは、「最初からそれをやりたくて行動し、気分が良くなっている時間」
とします。
それを前提に考えてみます
Q1 時間をお金で買うより楽しい時間にお金をかけたほうがいいでしょ
これに関しては賛成です。楽しいことの比較してそう感じるなら正しい判断だと思います。
Q2 時間をお金で買うよりダラダラ時間を減らす方が先でしょ
これは反対です。
なぜなら、ダラダラしているのは心身が休憩を欲しているからだと思うからです。
ダラダラするのは昼間の元気な時ではなくて、疲れて何もしたくない夜の方が体感的に多いと感じます。
きっと、心や体が疲れていてワクワクしない、でも楽しいものが目の前にあるからやるのだと思います。
まずは休憩が必要です。ストレスを解消する事が必要です。
そのための方法として、頑張って働いたそのお金で休憩時間を増やすのが良いと思います。
「せっかく働いたのに休憩のためにお金を使うのは本末転倒」と思う場合は前項「数十分の価値」を見ると計算上得することを理解できます。
Q3 時間をお金で買ったらダラダラするのはもったいない。ストイックに時間を有効活用しなくてはいけない
これは違うかなと思います。
特に、「ストイックに時間を有効活用しなくてはいけない」という部分が違うと思います。
ストイックに頑張るのではなく、今やりたいことを今やればいいと思います。
まずは時間を作るのが良いと思います。
時間を作って何もしないと、心と体が元気になって何かしたくなります。
何かしたくなったら何かすれば良いと思います。
楽しいことを突き詰めると結果的にストイックに見られるかもしれません。
それなら素晴らしいのですが、もし自分自身で「努力しなければならない」と自分を縛るのであれば辛いことだと思います。
やりたいことをやるのが良いと思います。
結論
先にお金で時間を買うのが良いと思います。心と体に余裕が生まれれば、ダラダラ時間は自然と減ってきます。
もし心から楽しいことをしているのであれば、時間計算した上で自分の心に従うのが良いと思います。
ネットスーパーやバスでの移動は総合的にお得です。どんどん使った方がお金、体、心、時間のどれかが増えます。
タクシーや特急電車、飛行機など、どこまでお金をかけるかは自分の時給次第です。
先に時間を買う。その上でしっかり休憩を取り、ワクワクすることに集中するのが良いという結論です。
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