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YAGURA2023設営記録 2023.9.17
2023.9.17日曜
この日は朝11:30に名古屋・大須集合で打ち合わせから。終わりは夜の22:30頃になった。
大半の作業をNOZOMI YAで。HOPE MUSICをお借りして作業。今池祭りにも行きたかったが、とてもそんな余裕はなかった。
音響の割り振りがようやく決まり、運搬についてのやりとりを行う上で、音響側とのスケジュール調整もスタートした。停滞していた確認事項も動き出し(本当はもっとはやく進めたかったのだが、まあ色んな事情ありますよね)、遂にラストスパートといった感じ。
この日は「YAGURA 2023」の20日前。もうあと20日しかないのか、と思うと愕然としてくるが、去年よりは細部に手を出せているはずなので。(お客さん沢山来てくれるといいなあ。)
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自分達が名古屋で作業している間、スタッフ小林は名城大学のサークル「mokken」のメンバーと共に1泊二日の設営作業に行ってくれていた。小林(あっちゃん・先生)は名城大学建築の非常勤講師である。
名城大学・建築サークルのことは他の記事でも触れたけど、週末に何名かがあっちゃんと共に現地へ入ってくれている。
去年までの動きだと、現地作業のほとんどに自分も同行していたのだが、今年はその割合が去年よりも更に減っていて。
現地から、生徒から、沢山の写真が届くたびに、がんばってやってくれてるんだなあ。って思う。
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思い切って協賛金を募ることにしてから、オンラインはもちろんオフラインでも、ご支援いただく機会が少しずつ増えました。感謝してます。
こういう、設営時に足りていない予算とか、買い足す必要のあるステージの部材とかにも回ってます。
YAGURA当日だけじゃなく、何度も荘川に通わないといけないので、その交通費等々。本当助かってます。ありがとうございます。
自分はミュージシャンで、舞台の上で歌うのが主な役割だけど。でも、自分で足を使って、直接人と会って・・・ってのが性にあってるなと。毎年やりながら思います。
それが今ギリギリできている(?)のも、20代・30代の長い下積みがあったから。
売れようが売れまいが、やりたいことを自由に続けていくためには、多くのタスクを自分自身が、一人で、せめて6割くらいまではやれるようになる必要がある。と(自分の場合は)感じて、それから全部のタスクをまずは自分でやってきた。
22歳、石川の田舎を出て(当時の彼女の部屋を経由して)1Kのきったない御器所のアパートからはじまり、バンド作って、自分たちでレコーディングして、CDジャケット作って、流通の交渉、会社との契約、タワレコとコンピコラボして、日本ツアーやって、海外ツアーやって、フェスやって、フジロックで出店もして。映像編集して、フライヤーデザインもやって、お店経営して、楽曲制作やって等々・・・
って、23歳くらいの時住んでた御器所のアパートに洗濯機つけに来た業者、当時の自分の部屋の風呂見て「ここって土足ですか?」って言ってたなあのボケ!誰が風呂に土足で入んだよ!
上手くいかなくても、大きな失敗しても、評価されなくても。諦めずに踏ん張れば、開く道もあるかもしれない、し、ないかもしれない。
がんばればうまくいく、ってほど人生甘くないし。でも始めないと始まらないし。俺もがんばるからみんなも頑張ろうな。という気持ちで眺めてますいつも。
自分をどこかへ連れて行ってくれるのは、自分の行動か自分の作品しかない。知らない企画に参加しようとする、若者の勇気あるアクションを見るたびに沢山刺激もらってます。
自分もがんばらな。
設営は続きます。
【YAGURA】
名古屋・京都・東京・兵庫(ハチ北)に在住のメンバーから成るバンド「KINEMAS」主催のキャンプフェス。2021年より、岐阜県高山市・荘川(しょうかわ)「一色の森キャンプ場」にて毎年開催。今年3年目。
今年のYAGURA、協賛金を募ることにしました。下記BASEのサイトでお受けしております。様々な返礼品もありますので、是非楽しんでもらえたら幸いです。ご協力、よろしくお願いします。
キネマズ(KINEMAS)WEB SHOP