「親ガチャ」て?
先日、三遊亭円楽さんがお亡くなりになりました。
私の世代では「楽太郎」さんという方が馴染んでいまして。
「おはようゲートボール」なんか新鮮すぎて❗️
その円楽さんですが、あるテレビ番組で
師匠のことをこと細かく話されていたのを、非常に感銘しながら拝見していました。
先代の円楽さん(馬のような長い顔の方)の小学校時代の話から、ほんと細かく語っていました。
これぞ弟子の本来の姿ではないかなぁと思って。
よく、師匠は弟子を選べない。弟子が師匠を選ぶ。と聞くことがあります。
確かに、芸事で、師匠が「おい!あなた 私の弟子にしてあげるから、こっちおいで!」なんて言わないですよね?
弟子から「私の師匠になって芸事を教えてください❗️弟子にしてください‼️」となるわけ。
師匠は、親。
弟子は、子。
そう考えると、少し前に
「親ガチャ」なんて言葉があったようですが、
あれって、子供が親を選べないことに対して、
子供が「親の候補者たち」が色々入った
『ガチャガチャ』を自分たちで回して、
出たのが、その「親」らしい。
あたり、ハズレが入っている?
そもそも、それって
選んでますよね?
ガチャ回してるじゃん。
むしろ、親は子供を選ぶことはできないんですよ。
なにより、そんな事をガチャに例える事が
非常に哀しいですね。