『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』読了
『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』(カル・ニューポート著、池田真紀子訳、早河書房)、読了しました。
以前から気になっていた『スマホ脳』を先日kindleで読み終わったら、AmazonのAIが勧めてくれたので、よりデジタルデトックスについて理解を深めるために読みました。
ただ具体的なスマホ、SNS依存からの脱却方法等を列挙するだけでなく、ソローの『ウォールデン 森の生活』等過去の文献に書かれている内容も取り上げつつ展開されている点がとても興味深かったです。
孤独な時間が大事で、あらゆる情報の流入を避け、一人じっくりと瞑想し、アウトプットすることの重要性にははっとさせられました。
深い思考を取り戻し、磨きあげるためには時にインプットを止めることが大事なはずですが、私はスマホやデジタル機器から離れたとしても、結局本を読んでいることが多く、完全に自分からクリエイティブに創作している時間てすごく少なかったなと。
デジタル・ミニマリストというテーマからは少し逸れてしまっていますが、デジタルアナログ関係なく、もっとアウトプットに集中する時間を増やそうと思いました。
また、この本で勉強になったのは、何がなんでもスマホ、SNSを断絶するのではなく、上手に付き合うことが正解なのだということ。
無意味にTwitterのタイムラインやFBの投稿を見続けてしまうことが悪なのであって、関心のあることに対する知見を深めたり、オフラインでは出会えないような素晴らしい人との出会いに恵まれたりするのもデジタル機器やSNSを利用することのメリット。
完全に断ち切ってしまうのも勿体ないので、上手にバランスを取って付き合っていくのが大事なことなんですね。
人によってどれだけデジタルなものに触れれば幸福度が上がるかは異なるそうなので、自分に合ったスマホをはじめとしたデジタル機器との付き合い方をこれからも模索していきたいです。
ちなみに11月頭にTwitterのアプリをスマホから消して今日で10日目ですが、今のところ非常に順調です。
時々外出中に「あ、Twitter見たい、、!」と思うことはありましたが、Twitterを見れなくて困ったことなんて1度も無かったですし、薄々気づいてはいましたが全く重要じゃなかったんだなあて。
そしてTwitterを追う時間が減ったので、以前よりも沢山の本を読めている気が早速しますし、多分気のせいですが精神面も10月より元気になっている気がしています。。
デジタルじゃない方の所謂ミニマリストにも是非なりたいですが、本であふれかえっている時点でまだまだ難しそうなので、まずは「デジタル・ミニマリスト」を目指していこうと思います。