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私の夢は

今、大好きな作家の小川糸さんの『私の夢は』というエッセイを通勤の行き帰りで読んでいます。

旅の記録が多いので、東京の無機質な地下鉄の車内にいながら旅を追体験できる感覚、ちょっとした幸せがぎゅっと凝縮されている文章がとても素敵で、最近の通勤中の楽しみです。

バンクーバーやモンゴルなど私の行ったことの無い土地でプライスレスな経験をされていて、美味しそうなものを沢山食べていらっしゃってとても羨ましい。


バンクーバー近郊のソルトスプリング島(にこにこ島)へ行ってらっしゃる章に、こんな文章がありました。

いつか、私はにこにこ島の住民になって、暮らしながら、『赤毛のアン』みたいな物語を書きたいな。住む家は、小さな小さな小屋で構わない。
『私の夢は』、小川糸、p153

え、小川糸さんも私の生涯の腹心の友『赤毛のアン』が好きなのかな!?

私の憧れの女性は何人かいらっしゃって、中には赤毛のアン関連の書籍の翻訳や執筆をされている方も複数いらっしゃいますが、小川糸さんは赤毛のアンとは無縁だと心のどこかで勝手に思ってしまっていました。

やはり、糸さんの文章から滲み出る感性など全てひっくるめて、惹かれていたのかななどと考えたり。

さて、私の夢はなんでしょう。

沢山あるけれど、私もどこかのどかな土地でこぢんまりとした家に住んで、『赤毛のアン』みたいな希望に満ちた少女小説を書けたらいいな。

場所はどこでしょう。高校の卒業文集には赤毛のアンの舞台であるプリンスエドワード島に住みたいというような趣旨のことを書いたけれど、必ずしもプリンスエドワードでは無くても良いかなというのが今の考え。

私も糸さんのように色々な土地に行って、経験を積んで、おばあちゃんになっても希望いっぱい生活出来るような安住の地を見つけたいです。


月一更新をなんとか保とうとして、読書感想なのか個人の思考の散らかりを文字起こししたのか分からない記事が出来てしまいました。

もし万が一最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら申し訳ありません。。ありがとうございます。

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