「支え」　2年住友蓮

みなさん、こんにちは。近畿大学体育会フットサル部2年の住友蓮です。
前回のブログでプチバズりしたということで、チーム内でブログといえば僕だということを自負しております。
そんな冗談は置いておいて、、今回は「今年を振り返って」というテーマです。自分なりに素直に書こうと思います。

まず、チームとしては掲げていた目標である、「全国出場」という目標を達成することが出来ず、いいシーズンを過ごすことが出来たと胸を張って言うことはできないものでした。
前回のブログでも触れた内容ですが、チーム状況も決して良いと言えるようなものでもなく、この部は本当に近畿大学体育会の名を背負って戦うべき存在なのか、そして応援されるべきチームなのか、と悩むほどチーム状況はよくありませんでした。このようなチーム状況のため、当然に結果がついてくることはなく、昨シーズンと何も変わらないままだったかなと思います。
ただ、関西学生フレッシュマンカップでは優勝を果たすなどうれしいこともありました。これで、間違いなく僕たちのチームとしての知名度、そして経験値含めチームとしてかなり成長できる機会になったかなと思います。普段試合に出れていない選手も出場して、選手、スタッフ、マネージャー全員で勝ち取った優勝でとてもいい経験になりました。

また、個人で振り返ってみると怒涛の一年間を過ごした感覚です。去年の年末に、肺気胸という病気になり手術をしてからは呼吸すらも思うようにできず、まともにプレーできない期間が半年ほどあってパフォーマンスも下がる一方。「もう、やめよう。」と何回も思いました。でも頑張って続けていく中で少しずつ体調も良くなってきて、今ではプレーには影響のないところまで回復しました。プレーの質の面では、試合に出場する機会は多くありましたが、僕のせいで負けてしまった試合も多くあり、とても責任を感じています。ただ、すごくいい経験になったし、他大学のゴレイロの方たちから学ぶことはものすごくあったので、選手として成長できたと実感しています。周りの選手・マネージャー・スポンサーの方々のおかげで気兼ねなくプレーすることが出来たので、僕個人としては良い経験が出来たシーズンになりました。
また、一年間学生リーグの運営委員会に所属して、運営に携わらせていただきました。今年からの取り組みということで、難しいことが多々ありましたが、他大学の方と協力して学生リーグを作り上げていく過程を経て、人としても成長できたシーズンであったと思います。

ここからは、僕がこのシーズンを過ごしてきた中で一番感じたこと、そしてチームのみんなに伝えたいことを言います。
それは、「当たり前じゃない」ってこと。僕たち選手は、当たり前のように週５～６の練習・試合が出来て、当たり前のように監督がいて、当たり前のようにマネージャーにサポートしてもらって、そして当たり前のようにスポンサー様(labyness)にサポートしてもらって、すべてのことが当たり前になっています。
でも、絶対にそうじゃない。僕たち選手だけでは絶対にここまで充実したシーズンを過ごすことはできなかった。だからこそ、チームのみんなには何事にも「感謝の気持ち」を持ってほしい。ただフットサルをプレーすることだけが選手の役目ではないし、ただ試合をこなしていけばいいわけでもない。もし、ただプレーだけしていればいいって、思っている選手がこのチームにいるのなら、このチームに未来はないと思っています。マネージャーが陰ながらにやってくれていることに感謝しているか、スポンサー様がサポートしてくれていることが当たり前になっていないか。
たくさんの人の「支え」があって、今チームが活動できていることを、絶対に忘れてはいけない。僕たちに関わる全ての方々に感謝して来シーズンも一緒に闘おう。

もう一つ伝えたい言葉は、「ありがとう」。
先ほども言いましたが、病気で思うようにプレー出来なかったり、プレーが悪かったりでチームに迷惑をかけてばっかりだったと思う。でも、そんな僕に文句ひとつ言わず、優しい声掛けをしてくれる先輩方、笑って話してくれる同期、そして後輩たち、ありがとう。
特に同期にはめっちゃお世話になった。
彼女のために熱出たって嘘つくやつ、普段くそ頼りないけどフットサルしてるときはFリーガーなやつ、仏やけどぽんこつでずっと一緒におってくれるやつ、GPAくそ低いけどゴール前の安心感半端ないやつ、彼女溺愛やのにパチンコ行くやつ、親分なやつ、ぼそっと言う一言がおもろいけど体調崩しがちなやつ、TOIECくそ頑張ってるのに一緒におるときはあほすぎるやつ、ネイル変えたら毎回見せてくれるやつ、チームのことめっちゃ考えて陰ながら頑張ってくれてるけど多分怒らしたら一番怖いやつ。
こんなおもろい１０人の同期に支えられて今の僕がある。本当に心からありがとう。
あと１年半楽しもう。

なんか引退ブログみたいになってしまったけど、あと１年半います。後悔しないように思いっきり楽しみます。

そして、最後にはなりましたが、いつも近畿大学フットサル部に多大なるご支援をくださる「labyness」代表の西尾様、そして応援してくださっている皆様、今年１年間大変お世話になりました。思うような結果が出せず、期待に応えることはできませんでしたが、来年は必ず全国大会で結果を残します。今後とも、近畿大学体育会フットサル部をよろしくお願いいたします。

二年　住友蓮