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大掃除を終えました!

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

過日。朝から大掃除を行った。お風呂、トイレ、キッチン、リビング、寝室、玄関、靴箱、本棚、衣装棚、窓、靴、カーテンまで。またキッチンハ〇ターを使用し、お皿やグラスに付着していた汚れも除去した。

「嗚呼…さすがに疲れた。もう動けない。でもとてもきれいになったゾ」

特にお風呂がとてもきれいになった。カ〇ハイターは値段が安い割に、本当に汚れが落ちた。こんなに効果があるのなら、来年は年2回、お風呂の大掃除を実施しようと思う。

僕はリビングで一人、大の字になって寝ています。掃除を行ったあとは、心が弾んで気持ちが良い。定期的に掃除は行っているけど、マジでガチで部屋の隅々まで掃除を行うとすれば、やはり年1回になってしまうのは致し方ない。

「僕が子供の頃は12月31日に大掃除を行っていたけど、時間に余裕がなくて掃除が雑になっていた。その結果どうなったかと言うと、年明けに初詣へ行きおみくじを引くも、小吉しか出なかった。あの時の小吉の虚しさ、小吉でこの先1年間を過ごさなければならない不安と絶望感に、子供の僕はとても苦しんだ。だから大掃除は冬至までに終えて、余裕を持って年を越すことに変更したんだョ」

なんて部屋で一人キレた場末のkindle作家。

「お腹が空いた。とりあえずご飯を食べよう!」

僕はスマホを使用し、出前を頼んだ。
ちなみに『Uber Eats』ではありません。マジでガチの出前。『岡持ち』をバイクで配達する老舗の出前です。

30分後、岡持ちバイクが到着。タンメンとチャーハンで1100円。安いでしょ。これが本当の出前ですョ!!!

タンメンの汁を一口飲んだら、汁が床にこぼれた。せっかく掃除をしたのに何をやっているんだ。まあ~あとで掃除をすればいいか。

チャーハンの葱やナルトもテーブルに落下した。ティッシュペーパーで拭くも脂が付着した。

「なんて食べ方が下手なんだろう。自分でも嫌になるョ」

タンメンとチャーハンを完食すると、器を水洗いして、玄関の外に置いた。野良猫が寄ってきたので、僕は「この器には触れないョ。罪もないネズミを捕らないョ」と忠告しておいた。

今一度テーブル周辺を掃除し終えると、玄関のチャイムが鳴った。

「新〇や〇教の勧誘だったら、顔に酢をかけてやるゾ」

僕は右手に酢が入っている瓶を持ったまま、玄関のドアを開けた。


「なんだ………君たちか」


なんとこの年の瀬に、僕の友人4人がやって来たではないか。

「実はサ、酒を酌み交わす場所を求めてたら、ここに到着したんだ。入れてくれるだろ?」

友人の問いに対し、僕はこう答えた。

「実は大掃除を終えたばかりだから、誰も入れたくないんだョ」

4人全員が苦笑いを浮かべた。

だってそうだろ? 朝から数時間もかけて大掃除を行ったんだ。この神聖となった空間に、いくら友人とは言え、風呂にも入っていない4人を受け入れてしまっては、空間が濁り、邪気も入りこんでしまうではないか………。

「なら手伝う! 後片付けも手伝うからいいでしょ? ねっ。ねっ」

紅一点のギャルが言った。ギャルと言っても相当なお歳だけどネ。

しばし沈思黙考した僕は、一計を案じた。

「ではこうしよう。ルービーやハイボールなどの飲み物が冷えるまでには時間を要す。その間、みんなで銭湯に行こう。汚れを落としてサウナで仕上げて美味しいルービーを飲もうゼ」

すると4人の友人たちが手を叩いて『nice idea』と言ってくれた。

よかった。危ないところだゼ。

このあと銭湯経由で再び僕の家に到着。みんなで料理を拵え、大いに食べ、大いに飲んで、大いに掃除をして解散となりましたとサ。


みなさんも大掃除は早めに実施しましょう!!!




【了】


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