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食欲の秋

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

「秋はいいネ。気温も湿度も下がって、本日も快晴じゃないか。ってな訳で、本日は食欲の秋ってことでいいよネ?」

なんて自問自答した場末のkindle作家。

僕は愛車に乗ると自宅を出発した。勿論、ウィンドウ全開でうんならかしていきます。頬に当たる風がとても気持ちいい。

あっという間に一件目のお店に到着。時刻は10時58分。

運転席から降りると、店舗入り口に向かって歩いている老夫婦を発見。
「ま、負けてたまるか!」
僕は早歩きをした。ぐんぐん距離を詰めていく。そして老夫婦を抜いて見事、1番最初に並ぶ事ができました。

だけど僕は心の中で懺悔します。

「老夫婦さんョ。本当に申し訳ない。だけどこのお店は券売機で食券を購入してから着席するタイプのお店。正直、僕が先に並ぶことで、ゆっくりと選んで購入することができるでしょ? 分かってネ、僕のキ・モ・チ!」

すると自動ドアがOpen。
僕はササッと食券を購入し店内へ。
「お客様、お一人ですか? カウンター席へどうぞ」と言われたけど、僕は無視して2人用のテーブル席に座った。

だってそうだろう? 僕が一番客ですョ? どうして一人だからと言って、必ずカウンター席に座らないとダメなのでしょうか。

どうやら接遇が残念なお店のようです。

5分後、注文した品が到着すると、僕の機嫌はすっかり良くなりました。

 

辛味噌ラーメンと、ギリ見えている半ライス。最高の組合せですよね☆彡


それでは喫食!
「いただきまあすぅ」
うん………スープはコクがあってgood。ほいで麺はと言うと、たまご麺の中太でこれも僕の好み。美味い。だけど叉焼が小ぶりなのと、もう少し辛くても良いのかなと思いながら、わずか7分で完食しました。

お冷を飲みながら、僕は店内を見渡します。お客さんは先ほどの老夫婦と、男性2名のみ。店内はガラガラです。カウンター席に誘導する意味が全く分かりません。

僕は席を立つと、先ほどの店員さんが「ありがとうございました」と言ったので、「ご苦労さん!」と、上から目線で言うと同時に、もっと接遇を勉強するんだョという意味も込めて言った。

言ったあとで、僕は本当に面倒くさい中年メタボだと思った。このまま齢を重ねていくと、マジで、ガチで、老害になるんじゃないかと思うと、とても心配になった。そして、背中に悪寒が走った。

僕は店内を後にすると、お店に向かって一礼をした。

愛車に乗った僕は、近くの神社に行った。

2礼2拍手をすると、先ほどの店舗に懺悔をし、どうか自分が老害にならないよう、心の底・腹の底から強く願った。

「ヨシ。これで大丈夫でしょう!」

僕は愛車に乗ると、次のお店に向かいました。

お天道様に導かれながら、海岸線を走行していきます。

「海ョ…おれの海ョォ………」

一人歌いながら、テンションMaxです。


13時35分。お店に到着しました。
暖簾をくぐると、今度はカウンター席しか空いてなかったので、僕はカウンター席に座ると同時に「カツ丼をください」と言った。あとからお冷とおしぼりが運ばれてきました。

今回も僕の勝利です。えへへッ。初めて来たお店なのに、僕は店構えを見ただけでカツ丼を注文すると決めていたのです。これぞまさに江戸っ子気質ですよネ!!!

10分後、カツ丼が到着しました。

「あわわわ………カツ丼とお味噌汁。それと、小鉢が3個もある。やったね。うれぴー。わーい。わーい」

僕は嬉しさのあまり拳を握ると、まるで演歌歌手のように握った拳を足元に向かって下ろしていきました。それもゆっくりと、身体を揺らしながらネ………。


こちらが小鉢3個つきのカツ丼でございます。

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