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片付けられない女たち
そんなタイトルの本を見た時ドキリとした。まさにコレは私の事だと。やっとか、やっと世界は私を見つけてくれたのかと。
そう思ってから何年経っただろう。
部屋に向き合う事は、失敗した人間関係、…失くした友達、無言な腹立つ同僚、仕事関係などたくさんの人を思い出してしまい、またバタリ!と寝込んでしまう原因となっていた。
それも終わり。
ここ半年ほどは部屋と向かいあってコレは手芸関係だからあっちに。コレは何故ここに?とか冷静に考えられるようになった。
物で溢れかえる部屋だけどやっとやっと私が私の頭が戻って来たので、片付けを始めるぞ。まずは分類ね。
衣替えもまだだから夏物をまとめて。
断捨離はいや過ぎる。そのうちやるから断捨離はまたの機会に。
とりあえず秋冬服を出そう。捨てられる物は分けてしまおう。
人生残り少ないから、もうアレもこれも趣味にしなくていい。プレゼントをあげる友達も貰ってくれる人もいないからどんどん捨てられたらイイな。捨てられなかったらそれはまた次の時にね。
素敵なクリスマスもパーティもプレゼントを贈り合う友達もいない。元からそうだったのだ。もうクリスマスカードを物色したり集めたりしなくていいのだ。キラキラした交友関係は本の中、或いは画面の中だけのもの。私はそういう人生を選ばなかった。これが私の人生なのだ。
欲張らずにね。
もう失くした人生に凹まなくてイイ
私には新しい人生があるし、受け止めてくれる人が僅かだけどいる。
私はADHDな私と言う私をもう隠しても仕方ないのだ。私は私だ。
それでイイのだ。