寿司から見るグローバル視点
セブ島に行ったときに寿司をモグモグ食べていました。
その名もSUSHI UNLIMITED、限界無き寿司です。
……魚が入っていない。
ああ、かわいそうに本当においしいお寿司を食べたことないのでしょうか。
いけない、いけない。
しかし、どうしてこうもカラフルになるものなのでしょうか。
食べてみると、まあわさびと海苔と醤油の風味が効いていておいしかったかな。
日本に帰国して、東京の友人と晩御飯を食べに行くことになりました。
友「なにか、食べたいものある?」
私は素直に食べたいものを答えようと思いました。
私「うーん、海苔がたべたい」
そう言いながら回転ずしへと行きました。
その時です。
私の頭の中にビビッと来ました。
海苔が食べたいから寿司を食べたくなることもあるんだなあと。
魚だけが寿司のすべてじゃないと。
そしてそれこそが日本とセブ島の寿司の違い、いや、文化の違いを指していたのではないでしょうか。
つまり、私たち日本人は寿司を「(生)魚と(酢)飯を組み合わせたもの」ととらえています。
ですが、セブ島の人は寿司を「わさびと海苔と醤油で風味付けられた米料理」ととらえていたのではないでしょうか。
SUSHI UNLIMITEDはたしかに魚は入っていません。
ですが、わさびと海苔と醤油の風味が活かされていて日本を思わせる風雅が確かにあったのです。
SUSHI UNLIMITEDは彼らにとって間違いなくSUSHIであり、私たち日本人の限界を取り払ってくれるUNLIMITEDだったのです。
これこそがグローバルな視点、多様性の配慮、相互理解なのかもしれません。
私たちは今、寿司に対する固定観念を取り払うと同時に海外の寿司を認めるべきです。
そしてそれこそが現代におけるダイバーシティを生き抜くための第一歩なのでしょう。
よいUNLIMITEDを~。
……。
……。
……。
ブログを書くとき、ある程度どういう話にするか考えて書くんですけど、
書いているうちに楽しくなってきて、そのままノリで書いちゃうことがあるんですよね。
今日もノリに乗って書いちゃいましたね。
海苔だけに。
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