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初めての、

初めて着るものを編み上げた!
ウェアです、ウェア。
小物しか作れない私が一目惚れし、絶対編むぞと心に決めたウェア、それがこれ。

クレイジーなキャミソール!



モデルのRebeccaさんが、ご自身で編んだキャミソールの着画をInstagramでアップしていて一目惚れ。
上手く編めるかどうかではなく、「編みたい!」と強く思った。Rebeccaさんが可愛すぎて。
絶対に何枚も編みたくなると思ったから、どの毛糸にしようかとか迷わなかった。必要量ある手持ちの毛糸でいい、今すぐ編もう!
編んでいてもクレイジー(良い意味で)だなとは思っていた。わかってたけれど、編み上がってもやっぱりクレイジーですね。

外に着て行く勇気?あります。たぶん。
でもこんなにかわいくてド派手なキャミソールに合わせる服を持っていない。
でも着ますよ、絶対。

服は一番簡単に変えられる環境だと最近どこかで聞いた。自分が好きなものを他人の目を気にせず着るってすごく簡単なことだと思う。自分の許可さえあればどんな格好でもできる。
けれどその許可が出せない。

昔、ピンクのサマーニットを妹に貸したことがあった。可愛らしいベビーピンク。
盆の集まりでそのサマーニットを着ていた妹をみた親戚の母娘がコソコソと「ピンクだよ」「ピンクは着れないよね」と言っているのを聞いて、激怒したことを思い出す。
他人の外見を評価している人は自分も評価されることを恐れている。取り繕って取り繕って、取り繕いきれずに疲弊する。

私も他人を外見で評価はしている。見た目は大事。だけど、「世間の皆さま」にどう思われるかなんて私がどうこうできることではない。
自分を好きで、可愛く綺麗にして、好きな服を着る。評価されるためにするのではなく、自分が納得して満足して心地良いからするのだ。

歳を重ねて、ようやく自分の心地よいと感じるものが何なのか朧げにわかってきた。
他人の評価を心の傷にしない方法もわかってきた。
このクレイジーなキャミソールを着てお出かけする自分を想像してニヤニヤできるくらいまで成長できたのだと実感する。

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