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TLファンタジー小説。大好きを考えてみた。

TLのファンタジー小説が大好きです。
でも自分でも何で好きなのかなっていうのが明確でなかったので、
掘り下げてみます。



1 安心できる



①三角関係等絶対にドロドロな展開にならない保証がある。
②ハッピーエンド
③ヒロインは必ず性格のいい子

このような要素は、読んだ本に気持ちを持っていかれてしまう私には大変ありがたいです。
暗い本を読んだ後は、気持ちも落ち込んでつらくなってしまうので、読んだ後に必ずハッピー、前向きな気持ちになれるのは嬉しい。

またファンタジーな世界のため、現実の自分の世界と比較しようがなく、小説と現実のギャップに落ち込んだり、冷めたりしなくてすみます。
(現代恋愛ものであれば、読みながら「自分はこんな風にはなれない」とか「こんなの絶対ありえないから!」とか思ってしまうので。)
ファンタジーは一時リアルを忘れさせてくれて、気分転換になります。
だから好き。
これはTLに限らず、ファンタジー物全般そうですね。

 

2 共通の世界観


ほぼ西洋風ファンタジー。これはライトノベルの派生だからなのかな?
世界観の説明不要、わかりやすいのがいい。

「婚約破棄」「悪役令嬢」などはお約束すぎるパターンですね。
→悪役令嬢が本当に腹黒だったり、実はいい子なのに貶められていたりと、
 色々あるのは面白いです。

たまに銃が出てきたりとか、中華風とかもあるけど、基本は剣と鎧の世界。
でも女性向けなので戦闘シーンはほぼなしです。

ヒーローは、貴族・王族が9割。(主観)
ヒロインも貴族。ただし、ヒーローとは身分差がある場合が多い。

また、独特な単語があるのは興味深いですね。

一番は、伯爵・侯爵・公爵・男爵等の貴族の序列。
これは身分差恋愛が主流だから、よくでてきますね。
TL小説では、ヒロインがよく「私はしがない男爵家の娘で公爵様とはとても釣り合わない」などと言ってるけど、
私はどれほど違うのかいまだわからずです。
でも下級貴族と王族の恋愛は、社長と新採用社員の恋愛より、よほどドキドキします。
そのドラマチックな設定が好きな要素のひとつかも。

あとは服装についての単語も。
コルセットやローブなんかはまだイメージできるのですが、「クラヴァット」などは全然イメージできず。

「カーテシー」も最初は意味不明でした。
「淑女の礼」と表現されている場合もあり、膝を折って腰を曲げる西洋貴族の独特の挨拶の仕方だとか。
(ちなみにめちゃ足や腹筋がプルプルするらしい!見てみたい、やってみたい・・・。TLイラストのようなドレスでカーテシーしている動画・イラストを知っている方ぜひ教えてください!)

このへんの単語についてはまた調べてみたいです。


3 R18(性描写シーン)

女性向けR18、いいです・・・。ドキドキします。
すべての女性がとは言わないけど、少なくとも私はHな小説・漫画大好きです。
あと、TLを知る前より、恋人とのセックスに前向きになれて、愛が深まりました。
TLを読んで、セックスというのはこんなに気持ちよくて幸せなものなんだ、私もこんな風に恋人との関係を築きたいと思えるようになりました。
また、自身の身体についても、例えば自分の性器なんてグロテスクでなるべく見たくないと思っていましたが、TL小説では「美しい、可愛い」と表現されることも多く、そう思って見たら少し愛着がわく気もします(笑)
恋人との性行為が苦手と感じている人は、TLを読んでみるというのも、いいのではないかと思います。

余談ですが、ファンタジーものだけに、避妊の概念がありません。
世界観的に、避妊具などを登場させるのが難しいんだろうなぁ。
でもセックスシーンは必須となるので、セックスは自ずと結婚を前提としたものになり、婚約とか結婚が話の中心になります。
また西洋歴史風なので、キリスト教的な、処女性がかなり重視される世界です。
なので、ヒロインが2人以上の男性と関係を持っていることはめったにないです。
(3人の男性に同時に愛されて代わる代わるとか、3人と同時に・・・とかすごい展開の作品もあるにはありましたが。これはこれで突き抜けてて好きです)


おわりに・・・

脈絡なくポロポロと書いてきましたが、好きなことについて、「何で好きなんだろう?」と考えるのは楽しいです。
好きなものを、より好きになれる気がしますね。


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