かの子繚乱
瀬戸内寂聴さん。
超面白い。モテモテかの子の爆走っぷりは必見。かの子さんは岡本太郎さんのお母さまです。
桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命(いのち)をかけてわが眺(なが)めたり
かの子たんの歌↑きゅん。
夏の終わり
瀬戸内寂聴さんといえばこれもよかったです。宮沢りえちゃん主演のドラマではまりました。宮沢りえちゃんが美しすぎて。。。
皮膚と心
太宰治
なんでこんなに女性の気持ちがわかるの?
わかってくれたと感じた時にだけ満たされる、自分でも気がついていなかった心の隙間を埋めてくれる小説。きゅんの代名詞。
ヴィヨンの妻
太宰治
黄桃とタンポポ、このシリーズもよかった。
松たか子さんで映画になりましたね。美しかったです。
女学生
太宰治
これも女性の心情を描いてたような。
人間失格
太宰治
これずっとコメディだと思って爆笑しながら読んでた。でも悲劇であり喜劇である人生の切なさが感じられて、すごいんだなぁ、治って思った。何回も読むほど好き。
ちなみに太宰治が入水したらしい、玉川上水あたりに昔住んでた。治あんたここにいたのね。
あと瀬戸内寂聴さんも、女性の心情を一生懸命真面目に書いてタイホ(文壇から排除)されてましたね。
気になって読んだけどとても良かった~✨
ど真面目に主体的な女性のメタファーとして子宮を用いて書いたのに、ドラマの中でも古くさい価値観のせいで色々言われてて可哀想でしたね。
あ!花芯だ!おもいだしました。美しかったです。
ど真面目一直線、感情がでかくて走り出したらとめられない寂聴さんがなんだか愛しい。
不倫からの尼になるしねぇ。きゅっと直角に方向転換しますね。
しかし主体的な女性、主体性のない女性というのはずっと語り継がれるテーマなのでしょうか。
この間も母性、Nのために(湊かなえ)を読んで女性の主体性について想いを馳せたばかり。
やっぱり主体性のない女性に育てられ無理やり大人としての役割を果たしてきた女性は後遺症として、大人になってから自立してない女性にイライラするよなぁと。
母性、Nのために、とってもよかったです。イヤミスの女王だけどイヤじゃないミスだったよ!
ちなみに友人に、サリンジャーとか読んだ方がいいかな?ライ麦畑どうだった?
と聞かれ、
読んだだけでにきびが出来そう
と言ってしまったわたし、逮捕ですね。
サリンジャーさんごめんなさい。村上春樹訳しか読んだことなくて、春樹春樹してたから…💦(春樹のせいにする)