見出し画像

インゼル予定報2024.3/1

こんばんは♪
今日は月に1度の2歳馬デーです!
今日のトピックです♪

エンダードラゴン(ダストアンドダイヤモンズの22)

519kg→517kg

ノーザンファーム空港在厩。現在は屋内坂路コース(900m)入りを週5日に増やし、そのうちの週2日は2本ハロン15~16秒のキャンターを消化している。スピードへの対応力が高いので楽に時計は出せているが、現状歩様の硬さや前向きすぎる面が見られるので、力みすぎないよう単走で乗ることにしている。今後も疲れが残らないような調整を心掛けつつ、気性面とのバランスが取れるまでは調教を進めすぎないよう注意する。現在の馬体重は517kgと、馬体も成長しており良い筋肉を備えつつある。

オーレアミスト(ジンジャーミストの22)

451kg→456kg

ノーザンファーム空港在厩。週4日の屋内坂路コース(900m)入りに変わりはありませんが、そのうちの3日は2本ハロン15~16秒で登坂している。残りの日は周回コース(ダート1000m)で2500mのハッキングキャンターとこれまでと変わりない。可動域が広くなり非常に軽快な動きを披露しており、騎乗者からは「芝でも走れそう」とのコメントがあった。4月生まれなので心身ともに幼いところは多少あるものの、これからの成長で徐々に解消されていくと感じている。

ソリスディエス(プリュスの22)

460kg→450kg

社台ファーム在厩。週4日は直線坂路コースでの調教を継続しており、この中間は2本のうちの1本をスタートから12.0-13.0を計時した。最後は少し脚が上がったが、2歳のこの時期でも十分な動きでまだまだ伸びる余地を感じさせてくれた。高いレベルで鞍上の指示にも反応良く動けているが、寒暖差が激しいので前捌きなどを確認しつつ慎重に進めている。近日中には直線坂路でスタートからゴールまでしっかりと追い切る日を設け、本州移動を視野に進めていく。

パブリックビーナス(ヴィニーの22)

463kg→461kg

ノーザンファーム早来在厩。屋内坂路コース(800m)入りは週3日になったが、ハロン15~17秒のキャンターで登坂しており同時に周回コース(600m)でも1200mのハッキングキャンターを並行して進めている。また週1日は周回コース(600m)で2400mを軽めに進めており、残り2日はトレッドミルでの調整を進めている。今後は前向きすぎるところを騎乗者が上手くコントロールすることで解消させたい考え。寒暖差が激しく冬毛が伸びているが、筋肉のハリや質感は良くカイバも食べている。

クロユキ(チカリータの22)

428kg→427kg

ノーザンファーム空港在厩。現在週2日は屋内坂路コース(900m)2本ハロン15~16秒で登坂しており、残りの日は周回コース(ダート1000m)でハッキングキャンター2500mを消化している。少しずつ時計を詰めることが出来ており、今の調教に十分対応出来ているのは良い傾向。ハロン15秒の調教時も手応えは良く、背中の感触も良く柔軟性に富んでいるとの評価を受けている。今後は馬体を増やすことを念頭に筋力強化を狙うことで成長を促しながら進めていきたい考え。体調面と脚元の状態も良好でカイバ食いも安定している。

ナタリア(マンディの22)

464kg→465kg

ノーザンファーム空港在厩。この中間屋内坂路コース(900m)入りを週3日に増やしており、2本ハロン15~18秒と幅広い時計を出している。また残りの日は角馬場で走行フォームの確認を行っている。この時期の2歳馬は調教が進むにつれて硬さや苦しさを見せたりする傾向があるが、本馬は動きも柔らかく後肢の運びもしっかりとしている。馬体のハリも良くカイバも完食しており、今後は適度にリフレッシュを挟みながら強い負荷の調教をコンスタントに取り入れパワーアップを狙う。

リアンベーレ(ファタルベーレの22)

486kg→500kg

社台ファーム在厩。この中間も週4日は直線坂路コースでそのうち週2日は2本の登坂で進めており、先日には1本目は3ハロン50秒台、2本目は48秒台を計時している。背中から臀部にかけて一時は硬さが出ていたが、一度動かせば筋肉に柔らかみが出るのであまり溜めすぎることなく意のままに走らせたほうが良いと判断している。念の為オーバーワークを避けて適度にリフレッシュ期間を設けながら、少しずつ調教レベルを上げていくことで前進させたい考え。

リポサンテ(サラスの22)

444kg→438kg

社台ファーム在厩。この中間も週4日は直線坂路コース入りを継続し、先日1本目は3ハロン48秒台、2本目は45秒台を計時した。まだ物見する場面が多々見られるが、背中の感触は良く、ラストまでしっかりと走れておりメンタル面の高ぶりもない。フィジカル面に不安もないので、今後はペースを上げる日と落とす日を挟みつつ併せ馬を主体に集中力が増すように進めていく。

ピエタンツァ(セコンドピアットの22)

504kg→496kg

社台ファーム在厩。この中間直線坂路コース入りは週3日に減らしており、週1日は2本、2本目に3ハロン48秒台で進めている。ハミ受けに注意しつつ進めてきたことで加速の時に見られたモタれる場面は徐々に解消しており、走るフォームも調教量に比例して良くなっている。今後はバランス重視を意識しつつリフレッシュを挟みながら徐々に直線坂路の本数を増やしていく方針。

ナクライト(スカイダイヤモンズの22)

483kg→484kg

ノーザンファーム早来在厩。この中間調教メニューは変わりなく、週3日は屋内坂路コース(800m)をハロン15~17秒のキャンター、残りの日は周回コース(ダート)で2700mのハッキングキャンターを消化している。背中からいい感触が伝わってきており、大きなキャンター時でも前向きさは変わらず併せ馬でもしっかりと対応できていた。馬体に大きな変化はないが、筋肉量が増えてきたのは良い傾向で、毛ヅヤの良さがうかがえるのは健康状態がいい証拠といえる。

ファムゲリエール(シタディリオの22)

427kg→429kg

ノーザンファーム空港在厩。2月中旬に右の鼻から鼻水が出たので吸入治療を行ったが、問題なく症状は数日で解消している。現在は週1日屋内坂路コース(900m)で1本ハロン17~18秒のキャンター、残りの週1日は周回コース(ダート1000m)で2500mのハッキングキャンター、その他の日はトレッドミル運動で進めている。暫くは現状のメニューをこなしつつ今後の成長に期待し進めていく方針。暖かくなるまでは今の状態をしっかりと維持し、馬体を増やすことを重点に進めていきたい考え。

アレクレア(スターズアンドクラウズの22)

407kg→411kg

ノーザンファーム早来在厩。現在週2日は屋内坂路コース(800m)1本ハロン15~16秒のキャンターと周回コース(600m)で2周のハッキングキャンターを乗り、残りの日は周回コースで1800~2400mの軽めキャンターを消化している。筋肉のハリや毛ヅヤは良好で、調教はスムーズに進められている。ハミ受けも上々で、馬体をしっかりと使って柔らかい走りができるようになってきた。今後は調教後にテンションが上がらないよう注意を払いつつ進めていく方針。

プリンスドール(ユイフィーユの22)

500kg→496kg

三嶋牧場在厩。現在は屋内周回コースで4周のハッキングキャンターの後、屋内坂路コースで1本ハロン16秒のキャンターに留めている。高い能力を感じさせてくれており、いずれ週1日はハロン15秒を切って登坂させることでどれだけ動くか試してみる考え。最近は寒暖差が激しいので体調管理には注意を払いつつ、4月になればBTC(軽種馬調教育成センター)の屋外馬場が開くので、その時までコンディションを保ちつつ進めることにしている。

ギュルヴィ(メイディーンの22)

505kg→497kg

三嶋牧場在厩。現在は周回コースでハッキングキャンター4周、屋内坂路コースを1本ハロン16秒で登坂しており、リフレッシュを挟んだことで気性的には少しずつ改善出来てきている。後肢部分に緩さは残す現状だが、近頃は寒暖差が激しいので無理せず3月中は現在のメニューで様子を見ることにしている。今後は筋力強化を目指しつつ、背中と腰部分に疲れを溜めないように注意し体調管理もしっかりと行って進めていく。4月にはBTC(軽種馬調教育成センター)の屋外馬場が開き本格的に進めていく事となる。

マジカルシャイン(マジックヒューマーの22)

500kg→500kg

三嶋牧場在厩。2月中旬から2週間リフレッシュ期間を設けて、その後は2月28日(水)から騎乗を再開した。現在は屋内周回コースでハッキングキャンター4周を乗り、週1日は屋内坂路コースをハロン14秒で登坂する日を継続している。細かな改善点は残しているが、雄大な馬体からストライドが大きくかなりのスピードがあるのは証明済みで、動きにもまとまりがあり着実に良化している1頭。筋力がついてくればさらに良いフットワークを見せてくれそう。

リュウレイ(デプロマトウショウの22)

452kg→456kg

三嶋牧場在厩。現在は屋内周回コース(600m)でハッキングキャンター4周、屋内坂路コース(1000m)を1本ハロン17秒で登坂している。中間にリフレッシュを設けたことがプラスに働き、確実に成長を遂げて鞍上の指示に反応良く動けるようになってきた。血統面からも性格はピリッとしており、スピードも感じさせてくれているのでデビューも早いと予想されている。寒暖差が激しいので前捌きに硬さが出ないよう注意しつつ引き続き進めていく方針。

ドゥラエテルノ(アイリスフィールの22)

454kg→456kg

三嶋牧場在厩。前回の報告後に屋内坂路コース(1000m)を併せ馬で時計を出した。最初はゆっくりと入り最後の2ハロンは15秒-14秒と、手応えも良く真っ直ぐに登坂できていました。それまでは屋内坂路で4本の時計を消化していたので今週から短期間のリフレッシュを挟んでいる。この間に基礎体力の成長を期待し馬体も増やしたいところ。騎乗していて能力はかなりのものを感じさせてくれているが、父ドゥラメンテの産駒に見られる敏感なところが出てきているので、テンションを上げ過ぎないよう進めていく。

ベルピルエット(エルパンドールの22)

453kg→470kg

三嶋牧場在厩。周回コース(600m)で3周のハッキングキャンターは継続しつつ、予定通りこの中間に屋内坂路コース(1000m)入りを再開した。現在はハロン17~18秒のキャンター1本を中心に進めており、手前変換もスムーズに終始手応え良く登坂が出来ている。今年は例年以上に寒暖差も激しいので、疲労を溜め過ぎないように注意しつつじっくりと調教負荷を課すことにしている。気性面での成長も垣間見え、カイバもしっかり食べており馬体全体が以前と変化し良い筋肉がついてきた。

シャルメイビス(ソフトライムの22)

403kg→400kg

田口トレーニングファーム在厩。現在は周回コースで1600mのハッキングキャンター、坂路コースではハロン17~20秒のキャンターを中心に進めており、この中間から週1日2ハロン15-15の速めで登坂出来ている。普段から騎乗者に従順だが、坂路コースに入るといい意味でピリッとしてきているのは良い傾向かもしれない。今年は寒暖差が激しく馬場状態を見極めながら進めているため、3月に入って四肢に蹄鉄を履かせて万全を期し、適度にリフレッシュを挟みながら乗り込んでいく。現在の馬体重は400kgだが、見た目より細くない。

ビーグラッド

3月10日(日)フィリーズレビュー(GⅡ・芝1400m)の鞍上は角田大河騎手に依頼した。

シュニー

466kg→466kg
ノーザンファーム早来在厩。獣医師による触診では左後肢の痛みは伴っていませんでしたが念の為ショックウェーブによる治療を行っている。この中間もトレッドミル運動で週5日はダク、週1日は常歩と、運動量は制限されていますが近日中にトレッドミルでキャンターまで進めていき、その後のメニューを組み立てていく。

まだ本州へ移動の報告はないものの順調順調。
ビーグラッドは角田大河騎手に依頼ですね。
ではでは♪

近況情報はインゼルサラブレッドクラブの許可を得ております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?