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いつかプラダの靴が履きたい(はじめての試着編)

友人が勤めているので、銀座には時々ランチに行くのだけれど、自分一人で遊びに行くことはあまりない。銀座というのはなんだか、自分には分不相応な、大人の、リッチな人が遊ぶ街、というイメージだ。

それでも、目的であるお店は銀座に集まっていたので、気合いで目を瞑り、えいやっと地元駅を出発した。今日ははじめてハイブランドの試着に行く日で、朝コーヒーを飲みながら決めた4店舗を回ってみた。


GUCCIのホースビット ショルダーバッグ

ホースビットのバッグを試着。
在庫が全然ないみたいだったけど、スタッフさんに声をかけてロゴの布のチェーンバッグと、黒いベルトのバッグを見せてもらった。

https://www.gucci.com/jp/ja/pr/women/handbags/shoulder-bags-for-women/chain-bags-for-women/gucci-horsebit-1955-small-shoulder-bag-p-73517892TCG8563?gad_source=1&gbraid=0AAAAADsgCgD9MtTlXqv7kEdrHhXcabpu6&gclid=EAIaIQobChMI0b3g1JGaigMVItQWBR2qUwBNEAQYECABEgL1ZfD_BwE&gclsrc=aw.ds

https://www.gucci.com/jp/ja/pr/women/handbags/shoulder-bags-for-women/gucci-horsebit-1955-mini-shoulder-bag-p-65857418YSG1060?gad_source=1&gbraid=0AAAAADsgCgD9MtTlXqv7kEdrHhXcabpu6&gclid=EAIaIQobChMIncmR7pGaigMVtAt7Bx3-4wK5EAQYAiABEgJzdvD_BwE&gclsrc=aw.ds

びっくりするほどしっくりしきて、鏡の中の自分が大人の女の人にちゃんと見えた。すごくしっくり。特に黒いバッグ。こんなに馴染むと思わなかった。年齢を考えれば、全然持っていてもおかしくないし、もう負けないんだな、ブランドのものでも。(収入が負けるだけで)
チェーンの方が可愛かったけど重いのでこれから自分で持つのが少し不安…でも可愛かった。キラキラが、ゴールドがすきなのだなと改めて実感。

PRADAの靴

黒いサイドゴアのショートブーツと黒いローファーを試着。

https://www.prada.com/jp/ja/p/Brushed-leather-ankle-boots/1T847N_055_F0002_F_025?utm_source=Google&utm_medium=CPC&utm_campaign=GoogleShopping_JP&utm_content=PLA_Prada&utm_source=Google&utm_medium=CPC&utm_campaign=P-MAX_JP&utm_content=P-MAX_PRADA&gad_source=1&gbraid=0AAAAADQ_KrY2ZiXDioDNCuldfa1E94H8a&gclid=EAIaIQobChMIgcWUjpGaigMVNZe5BR1uJBE4EAQYBiABEgKxvPD_BwE

https://www.prada.com/jp/ja/p/Patent-leather-loafers/1D329N_069_F0002_F_025?utm_source=Google&utm_medium=CPC&utm_campaign=GoogleShopping_JP&utm_content=PLA_Prada&utm_source=Google&utm_medium=CPC&utm_campaign=P-MAX_JP&utm_content=P-MAX_PRADA&gad_source=1&gbraid=0AAAAADQ_KrY2ZiXDioDNCuldfa1E94H8a&gclid=EAIaIQobChMIvpfYo5GaigMVShx7Bx3V2wC5EAQYBCABEgJOI_D_BwE

PRADAの靴は思ったよりもずっと華奢で、わたしの靴下が分厚すぎたこともあってサイズが合わず…優しい店員さんが脱ぐのを手伝ってくれました。本当にお騒がせして申し訳ない…。冬の靴下だと無理だったから、もっとサイズあげないとねって言ってくれた。普通にフランクで、在庫確認できるようにメールの登録もしてくれた。円安で海外のお客さまが多いのか、かなりサイズが欠けているようだった。

周りにかかっているお洋服もどれも可愛くて、エミントグリーンの壁など、内装も素敵だった。

怖すぎて着られなかったけど店内にかかっていたウールのコートがめちゃくちゃ軽くてびっくりした…もしやカシミアとかなのかな?素材見れば良かった。
シャツ類も生地がぴかぴかで、上質なことは見ていてわかった…緊張したけど楽しかった。


CHANELのココ クラッシュ 

入るのを躊躇うほどめちゃくちゃ緊張したけど、スタッフの方がみんなそれぞれにすごく素敵な笑顔で迎えてくださり、思っていた以上にフランクな空気だった。びっくりしたけれど、今回一番居心地が良かったのがCHANELだった。

もちろん、見せていただいた商品も店内のものもどれも可愛くてクラクラしてしまった…どうして私は富豪じゃないのか。全部欲しいよ。

試着したのはココ クラッシュのリングたち。
この前SNSのTLに流れてきて可愛かったので勢いで見てみた。可愛い、本当に可愛い。

https://www.chanel.com/jp/fine-jewelry/coco-crush/c/3x2x5/f/3x1x2/rings/

写真で撮ったのを今見返してみるとあれ…?ってなるけど、その場でつけると自分の手が可愛く見えるのはCHANELの魔法なの?
きれいというより、可愛いのだ。置いてあるとごつく見えたりするのに、つけるとなんだか甘くなる。
しっくり馴染むのはイエローゴールドのミディアム、もしくはベージュゴールドのラージだった。
わたしがCHANELのアクセサリーを買うのは一生に一回かもしれないから…ずっとつけてギタキダになるまでつけ倒して、おばあちゃんになるまでイエローゴールドのラージを愛用するのもいいなと思う。
基本的にプライベートの時にアクセサリーを外さずにつけっぱなしにしたいタイプなので、ココ クラッシュもつけたままにしたい。わたしはアクセサリーを皮膚にしたいのだ。そう思うと、イエローゴールドのラージをつけっぱなしにしてだんだん自分に馴染ませたいなと思ったりする。
いつかCHANELのアクセサリーが皮膚になったら嬉しいな。

FUEGUIA 1833の香水

あまりにムードがありすぎて、入り口を見失ったのだけど無事に入店。
軽く店内を見せてもらった後、『反抗心・ロマンティスト・アーティスティック』というキーワードと、ムスクは酔ってしまうこと、フローラル系がすきなことを伝えて香水を紹介してもらった。

エロヒオ・デ・ソンブラ


闇を讃えて、という意味だと聞いて、すぐさまスリザリンか?と思ってしまったオタクです。
香りは深く、わたしにしては重めの甘さ。だけど奥にすっと青さのある香りがあって、ミモザみたいだと言われて納得した。冬の厳しい暗い夜と、その後の春の雪解けと光の香り。自分では選ばないタイプなので、スタッフの方に相談するのはこういう面白さがある。

ただ、もうちょっと色っぽいのがいいなとも思って迷う。わたしは今ちょっと、女の人ぶりたい時期のようで、さらにもっとわかりやす艶っぽさ、甘やかさが欲しい。フエギアさんはユニセックスなイメージなので、これから他のお店も回ってみたい。でも今、手首から混沌とした美しい香りがただよってきていて、とても洒落た人になった気持ちがしている。いい匂いが自分からするのは、なんだか楽しい。


ハイブランドの試着には体力がいる(貧弱)

4店舗回って、お茶をしばいてこのnoteを書こうと思ったけれど、銀座ではお茶難民になるのをすっかり忘れていた…泣く泣く撤退して、今地元でこれを書いている。
本当はウェストでケーキを食べたかったのに…残念。今度は友だちを誘っていこうと思う。

ウェストはドライケーキも美味しいので、お土産にビクトリアというケーキを買った。これが一番すき。

たった4店舗見て回っただけなのに、随分と緊張してたみたいで、すごく疲れてしまった。セレクトショップはそこまでもう疲れないけれど、ハイブランドは慣れていないこともあって、エネルギーがやっぱり必要だと思った。すぐに買えないというのも、まだ慣れないし。

でも今回試着をしてみて、鞄やアクセサリーはまだ気軽につけられそうなことはわかった。わたしの課題は靴だ。一番今必要だけれど、一番試着も見つけるのも、難しいのは靴だと思った。

腰痛&冷え性なので、嘘みたいに分厚いこの冬用の靴下もネックなのだった…筋トレが必要だし、引き続き養命酒を愛飲していきたいと思う。

そしてロゴ。プラダの靴を履いてみて、少し気後れしてしまった。わたしにはまだロゴははやいのか…そしてプラダを足蹴にするというのが心苦しいのか…。
今度は伊勢丹のメンズ館でレースアップシューズを探しにいこうと思う。華奢な美しい靴もいいのだけれど、わたしは今はまだ、ガシガシ履ける、どこにでも歩いていける靴が欲しい。

いつかプラダの靴を履く日が来るかもしれないから、体だけは作っておきたいところだけれど。

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