勉強の面白さ。きっかけはピケティ。
勉強は好きです。
分かるようになること、できるようになることが楽しい。KindleUnlimitedでお手軽に勉強中です。
ピケティという経済学者の名前を聞いたので、本を探してみました。
田中弥三郎です。鍼灸マッサージ師をしています。
本を読むと勉強になるね
勉強って。
お金の勉強をしたい
仕事を減らして収入も減ってるのに、遊んでばっかりしてるのでお金のことをもうちょっと勉強しておきたい。
と思ってたら、「ピケティ」という経済学者の名前を耳にしたので読んでみることにしました。
きっかけをいただいた記事。
ピケティさんの本は長い(700ページ🤪)みたい。なので取っつきやすく解説してる本がいっぱいありました。
ということで私が選んだのがこちら。
「中学生でもわかる」というのに飛び付いたけど、却って不安になってきた😅
ページ数も多くないから、大丈夫だよね。
『中学生でもわかる!ピケティ超入門』
若者と老紳士の対話形式
日本経済の先行きを憂いて憤る若者と、一線を退いた臨時講師の老紳士の対話形式で解説が進みます。
うん、取っつきやすい。
ピケティが出てくるのは本の後半です。
前半では封建社会から資本主義が始まり、共産主義や新・自由主義といった経済史の説明がされます。
つづけて「需要と供給」、「GDP」といった経済の用語について説明がされて、やっとピケティが出てきます。
ピケティが出てくるのは半分を過ぎてから。でも私には、その前半部分が必要でした。むしろこっちが私にはメインだったかも。
先のことは、誰にも分からないから
まだ内容はぼんやりとしか理解出来ていませんから、内容についてはボロが出るまえに止めておきます(笑)。
たしかなのは、先のことは誰にも分からないこと。これまでもいろんな偉い人たちが未来のことを予想予測したんだろうけど、そのままその通りにはなっていない。
技術が進んで変革が起こり続けていることは、間違いない。
「昔は良かった」も理解できるけど、今の時代を嘆くばっかりの大人にはならないようにしないとね。
もしも中学生でこの本の前半だけでも分かってる子がいるとしたら、頼もしいかぎり。投資の勉強より、先にこっちじゃないのかな。
『夢と金』 西野亮廣
Kindle Unlimitedに出てきました。めっちゃ売れてるみたいで気になってたから、読めてラッキー。
印象に残ったこと。「夢か金か。その考え自体が違う。」
夢を取るか、お金を取るか。
よく言われるけど、夢を諦めたら必ずお金が手に入るわけじゃない。むしろ夢を追うためにはお金が必要になる。
自殺にしても犯罪にしても、お金に困った末の行動であることが多い。
お金の話を「はしたない」とか言ってる場合じゃない。
◆
おぉ、、、耳が痛い。
もうちょっと優しく言ってくれてもいいんじゃないスか?それくらいしか反論できねぇ……
気付いた。ファーストクラスって、累進課税だ。
飛行機のファーストクラス、高いんですね。
高いお金を出して乗ってる人がいるから、エコノミークラスがあの値段で乗れるそうです。
これって累進課税に似ていると思いました。
収入の多い人から多く税金を取って、公共サービスを提供する累進課税。多く納税してくれる人がいるから、収入の少ない人も公共サービスを受けることができる。
『中学生でもわかる!ピケティ超入門』で出てきた、「富の再分配」です。
そう考えると、ファーストクラスやグリーン車のお金持ちを見て「チッ」とか言ってる場合じゃない。あまりにサムい。
せめて健全に憧れるくらいにしとかないと。
ホントは多く納税してくれてる人たちに感謝するくらいで良いんだから。
他にはクラウドファンディングやNFTなんかも説明されてます。私はまだぼんやりした理解だけど、とりあえず知っておくだけでも。
勉強すると、リンクしてくる。
あっちとこっちが結びつくと、嬉しい。
あっちの本で書いてたことが、別の本でまた違う形で紹介されてると
「これ!知ってる!!」とか
「見え方が違うだけで本質は同じなんだ!!」とか、気付くことがあります。
めちゃくちゃ嬉しいし、理解してる実感が湧きます。
「勉強」って知識を詰め込むだけじゃなくて、その知識がどう役に立つのかを実践・実感してこそなのかも知れませんね。
勉強って楽しい。
社会にはルールや法則があるから
勉強すると、ものごとの理由や経緯が見えるようになってきます。
社会が目まぐるしく変化をしていくからには、文句を言っても仕方ない。どういう経緯で変化しているのかがぼんやりと見えるだけでも、受け取り方は変わってきます。
知らなかった世界を知ることで、世の中を生きやすくする手立てが増えるかも知れない。
それが勉強することの意味で、面白さですね。
株主優待の話。
せっかくお金の話なので、びっくりしたお金のはなしをば。
株主優待で交通費を浮かせる
高校がへんぴな場所にあったので、最寄り駅からバスで通学していました。その中にひとり、バスを乗り継いで来ている子(U君)がいたのです。
電車とバスで通う子がほとんどの中、バスを乗り継いでいたU君。バスは本数が少なく、乗り継ぎも決して便利ではありません。
今の相場だと電車490円バス250円の840円(片道)のところを、バスの乗り継ぎなら470円(乗り継ぎの最大料金)で通っていたわけです。
多少の不便も、ちゃんと時刻表をみて行動できていればどうにかなります。交通費が浮いた額からいくらかをお小遣いにしてあげれば、本人も納得できるでしょう。
そして高校生当時は意味がわかってなかったこと。
U君が使っていたのは、「家族みんなが使える定期券」です。これはおそらく、株主優待の定期券です。
U君は株主優待の定期券で通学することで、乗り換え含めて1時間ほどの通学をゼロ円にしていたのです。
じゃあいくらあればそれが出来るのか。今の相場で概算すると2300万円ほどです。
実はU君のお家は、経営者だったんです。
お金持ちはこうやってお金を使うんだなぁと、今ごろ理解してびっくりしている私です。
お手軽な株主優待もあります
ひとつだけ、私が利用している株主優待があります。
「メガネの愛眼」です。大阪に本社があるので、関西が中心のチェーン店です。
メガネが総額から3割引きで買えます。二十年ほど前は半額だったんだけどな。
なんか知らんけど、株主優待券のなかには金券ショップやフリマサイトでも売られてるものもあるみたいですね。
〇〇円の商品券は「金券」になるから取り扱い禁止だけど、「〇〇%の割引券」は大丈夫なんだとか。よう分からんけど。
つい先日、夫婦二人でメガネを新調しました。それを忘れてクレジットカードの明細を見て、飛び上がりましたね。まだまだ支出管理が出来ない我が家です。勉強しないとダメですねぇ。