暑い季節を楽しむ方法②【浴衣の選び方〜触って撫でて感じてみて】
7月になりましたね。梅雨明けはまだ先ですが、各地でお祭りの提灯が揺れています。
浴衣の季節ですね〜、着てお出掛けしませんか?
こんにちは、鍼灸マッサージ師の田中弥三郎です。
鍼灸マッサージとはまったく無関係ですが、浴衣のお話です。
浴衣や和装がただ好きなだけの素人が、調子にのってnote書いて講釈垂れてます。
今回は浴衣選びのお話です。
前回の記事も併せてご覧ください。
【浴衣の着方のまえに選び方】
着る前に、必要なものを整理しておきましょう
浴衣
帯
どうしても必要なのは、この2つですね。
当たり前ですスミマセン(笑)
他にあると良いのは、
履物(下駄や雪駄など裸足で履けるもの)
腰ひも
Vネックシャツ
ステテコ
扇子
カバン
必須ではないですが、お好みに応じてですね。
一つずつ紹介しますね。
まずは浴衣!
浴衣がないと始まりませんね。
素材は主に綿です。たまに、綿と麻の混紡なんかもあります。
店頭で仕立て上がりを買うか、反物を選んて仕立て(オーダー)てもらうか。
最初は仕立て上がりのほうが取っ付きやすいと思いますが、デパートで買うと1万〜3万くらいでしょうか?
「イイな!っと思ったら値段高い!」が、あるあるです。
オーダーの場合、反物(8000円〜3万くらい)+仕立て台(1万円弱)です。
もちろんマイサイズぴったりのものが出来上がります。長身の方は広幅の反物を探す必要があります。でも、浴衣くらいなら別に細かいことは良いんじゃないかとも思います。
反物の工場直売所の方も、
「みんなそれ(一尺巾)で作ってますよー」
とか言ってましたし。
反物によっては、仕立て上がりを買うのと変わらないくらいで誂えることも出来ます。
仕立て上がりのデメリットは、日数がかかることですね。1ヶ月前後かかるかと思います。
今年の夏に、となると間に合うかどうかかな?
あとネットで買うことはおすすめしません。安くてオシャレと思ったら、透けるほどペラペラでびっくりしたことがあります。着て出掛けることもなくサヨナラしましたね…
やはり手で触って選びたいところですね。
襟などは絶対に素肌に触れるものですので、その点も考慮して選んで欲しいです。
そして帯!
浴衣を選んだら、帯ですね。ぜひとも直接あてて色の組み合わせを確認しましょう。
同系色で馴染ませるもよし、反対色で目立たせるもよしです。案外、大胆な組み合わせも良いですよ。
男性の帯には大きく分けて2種類あります。
角帯(かくおび)と兵児帯(へこおび)です。
キリッと決める角帯、ラフで気取らない兵児帯といった雰囲気でしょうか。
とは言うものの浴衣ですから、角帯と兵児帯どっちにしてもラフになります。そのつもりで帯を選んでください。
オススメは角帯、博多帯の献上柄ですね。男性の角帯の定番、まず間違いないです。
ポリ、綿、正絹(しょうけん)と素材の違いがありますが、なんでも良いと思います。
個人的には、浴衣には綿かポリでいいかなと思います。素材感もカジュアルな雰囲気ですし、安いので。
正絹の博多帯は、格式の求められる場でもほぼ対応できて便利です。でも高くなるし、着物や羽織に興味が出てからでいいと思います。
兵児帯は締め方が簡単で、角帯よりもカジュアルな印象です。ぐるぐる巻いて結ぶだけで緩みにくいため、子供の浴衣は兵児帯が使われます。
こちらも正絹とポリがあります。綿はあまり聞きませんね。
兵児帯にも高級な正絹のものがありますが、こちらは格式の求められる場には不適です。あくまで普段着の範囲のおしゃれ帯ですね。
履物〜別に下駄や雪駄にこだわらなくても
せっかく浴衣を着るからには履物も、と思いますよね。でも、自由でいいと思います。
下駄や雪駄に慣れた人なら良いですが、履き慣れたサンダルでも良いんじゃないですか?
楽ちんであることは、重要なことです。
ビーチサンダルでも堂々としていればいいです。ワンマイルウェアですから。
その上で
履物も欲しいという方には雪駄をオススメします。下駄と雪駄の違いは
下駄:台が木で出来ている。裸足で履ける。
雪駄:革や竹などの台に革底が貼ってある。裸足で履ける。
草履:足袋を履いて使うもの、浴衣には不適です。
雪駄のほうが台が柔らかいので、歩いても適度に底が曲がってくれて歩きやすいです。
下駄は木ですから、慣れるまでは歩きにくいです。カラコロ音がなる下駄も、良いもんですがね♪
腰ひも(伊達締めや男締めとも言います)
帯を締める際に、着物や浴衣がはだけないように仮締めするために使うものです。
慣れてきたらなくても着られます。
私は帯を締めたあとで取っちゃいます。
肌着〜Vネックシャツとステテコ
肌着ですね。
どちらもなくても大丈夫ではあるのですが。
生地によっては素肌には着づらいものもあるでしょうし、汗取りのためにも着ておいたほうが良いでしょう。
というのも、汗をかいたときに浴衣の生地が身体に貼り付くのを防げるのです。
背中が汗でビチャビチャの浴衣姿、相続したくもないですね。ただでさえ暑い時期ですから、見た目に暑苦しいのはよくないですね。
ステテコは、汗とりと股ずれの防止にもなります。 左右の太ももの内側がスレないようにするわけですね。
私はロングボクサー1枚で済ませています。前開きの物にすることは忘れずに。
扇子〜安いものが良いです。落とすしなくします
浴衣を着たらやっぱり、扇子を持ちたいですね。
あおぐときも暑苦しくバタバタするんじゃなくて、
ゆったりと懐や袖口から脇に向かって風を送るとイイ感じに格好いいです。
今の時代ですから、ハンディファンでも良いんじゃないかと思います。暑いもんは暑いです。
暑いけど、それを楽しむくらいの余裕が格好いいと思うのです。
あとはカバン〜身軽が良いよね浴衣だし
財布やスマホ、鍵など最低限の荷物ってありますよね。ジャージなら、ポケットに突っ込むくらいの量。
男の浴衣なら、袖に入れるか懐に入れて帯に挟んでしまうことが出来ます。
でもやっぱり落としそう(笑)
私は巾着を持つか、小さめのショルダーバッグなんかを持つことが多いです。
スマホはネックストラップ付けて、懐に入れます。
気軽に持てて、落とす心配さえなければなんでも良いでしょう。気軽に着られるのが浴衣の良さですから。
あとは汗拭きのハンカチと、扇子を袖の中に忍ばせておけば完ぺきです。
はい、あとは着てお出掛け!!だけど
これでもう着てお出掛けできます。
次は着方について書きたいと思いますが、正直なところYou Tubeで動画見てもらったほうが分かりやすいてす(笑)
まぁそれはともかく、私なりに
『暑さと浴衣を楽しむ方法』
というコンセプトで発信したいと思いますので、見てやってください。
この続きはコチラ