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住むところを決めるのに大切なこと(内見に行ってきました)
それはそこに住むイメージが沸くかいなかだと思うんです。
土曜日に引っ越し先の家を探しに行ってきました。新幹線でひとり。
事前にお目当ての物件の内見予約していて、夫氏にも間取りをネットで確認してもらっていたたけれど、実際に見るのはワタシひとりということで責任重大(ドキドキ)
子どもたちも見に行きたがったのだけど、車で往復8時間かかるというと言ったら
じゃあいいや、とあっさり断られ、子どもらが行かないので夫氏も残ることになり、ワタシだけが新幹線に揺られてはるばるお家を見に行ったという次第です。いや新幹線て速いですね。
いつも車に揺られて8時間なので、これは楽だと実感しました。
コンビニで買ったクッキーと魔法瓶の紅茶をお供に優雅に過ごす。たまには新幹線いいかも(高いけど)
しばらくすると窓の外は一気に冬景色になり、そしてまた雪が消えて街が現れた。都会の駅前って必ずダンス教室の看板がある。需要があるんだろうな。
そうこうしているうちに目的地に到着。ドアが開いて外に出たとたん、寒さが肌を直撃した。
寒い。用心して持てる中でも最強装備で挑んだというのに寒い。ワタシはこれからここに住めるのだろうか?
不動産屋さんと最寄りの駅で待ち合わせしているため、次はローカル電車に乗り換えた。
これからこの路線にもお世話になるのだろうか。周辺の環境はどうだろうかとじろじろ観察しながらいく。
この寒さだから洗濯物はみんな乾燥機を使っているのだろうと勝手に考えていたのだけど、思いの他外に洗濯を干しているお家が多かった。
そうだ。ここは全国でも晴天率が高くて有名だったっけ。
最寄り駅はTHE田舎の地元駅という感じでひなびており、ロータリーに不動産屋のお姉さまが迎えにきてくれていた。
よろしくお願いしますと挨拶し車に乗せてもらう。
お姉さまは丁寧にまず自由のびのび系学校のスクールバスが停まる停留所から案内してくれた。
内見するお家からどのくらい離れてるんですか?歩いていけますかね?というワタシの問いに若干声を曇らせ
うーん、、、、歩いて25分くらいでしょうか、と言葉を濁す。
実際車で走ってみると、なるほどちょっと遠い。歩くのは無理そうである。
毎日送るしかないのかなあと考えているうちに
こちらです、と言われてすべりこんだ駐車場は、、、、、申し訳ないのだけど第一印象が
思ってたんと違う!だった。
ネットの写真にはですね、なんか広々とした田んぼの中に建物が建っているように見えたんですよ。周辺田んぼ平坦って書いてあったし。
たしかに田んぼは裏にあるのだけど、表は大きな道路沿いでしかも駐車場が狭い。運転が下手なワタシにとっては致命的な狭さ。
あららと思いながらお部屋を見せてもらう。ところがこちらも残念ながら
思ってたんと違う(笑)であった。
ワタシが住まいに求めているものの第一は子どもたちの立てる音が迷惑にならない物件ということと、寒さに強いということだったのだけど
実際見学してみて気がついたのは、ワタシは結構風通しのよさというか、せまくとも遮るものがないシンプルな形状の家が好きだったのだということ。
残念ながら見せてもらったお家は少々せまく対角線上に窓がなく、確かに気密性は高くて暖かいのだけど、家族でくつろいでいるイメージが浮かんでこないのだ。玄関をでてすぐが駐車場というのも、うーんと言った感じ。
いやあ困った。もうほぼここで決めてきたというのに。
あのお、もう少しスクールバスの停留所に近くてですね、お手頃な物件ってありますかね?
ダメもとで聞いてみたワタシにお姉さまは
でしたら仮予約が入っているんですけど、もしかしたらキャンセルが出るかもしれないところがあるのでと別の物件を案内してくれたのだけど
そこがすごくよかったんですよ。ネットで見た時気になってはいたところだったんですけどね、いかんせん3階建ての3階のお部屋で、あの怪獣のような足音の子どもらでは下の方から苦情がでるのではとビビったワタシは、スルーしてしまっていたのだ。
そのアパートは駐車場が広くて右隣がお寺、真後ろがお寺の境内、そして左隣が公園という好立地だったんです。
なによりワタシの頭の中ではそのアパートの3階でお寺の緑を眺めながらくつろぐ家族のイメージがはっきり見えてしまった。
スクールバスの停留所にチャリンコで迎えにいったり、公園を散策したりする姿が見えてしまった。
ヽ(´Д`;)ノああああああ。
イメージできるって大切ですね。キャンセルが出るといいなあ。
内見をはしごして冷えてしまったワタシはおトイレを我慢していたので、不動産屋さんのお姉さまに新幹線の駅まで送ってもらった後トイレに駆け込み、新幹線の時間がせまっていたので駅の山菜うどんをかきこみ(あまり美味しくありませんでしたすいません)列車に飛び乗って突貫工事の内見はおしまい。
ここでひとつ教訓を得たことは、やはり実際見てみないとわからないものなんだなあ、ということ。
みなさまもお家を選ぶ時はぜひ現地に足を運んで自分がそこに住んでいるところをイメージできるかどうか、やってみてくださいね。