サンダルで行く屋久島の旅③子ガメを見送った浜(永田浜)と続・怖がり長男が挑んだエメラルドグリーンの川(横河渓谷)
登り下り合わせて8時間の地獄の太忠岳登山が終わった。
固定していた靴をむしりとったら、靴下の跡がしっかり刻まれていてジンジンと痛む。そして体中が汗くさい。そんな6名を乗せて次の宿・民宿いなか浜にむかった。
6時半の夕食に間に合うように着きたい。いや、その前にひと風呂浴びたいので1時間前に着きたい。間に合うか。
到着したのは5時半すぎ。急ぎ荷物を下ろしてチェックイン。
お風呂だお風呂!と急ぎ入ったお風呂はぬるく、温度をあげようにも上げかたがわからず、温水プールのような風呂に浸かる。
熱いお風呂に入れなかったのは残念だったけど、その後ごはんの用意は心配しなくていい。
この民宿だけはごはん付きにしておいて本当によかった。
学校の給食みたいという次男。そうそうこういう素朴なのが食べたかったのよ。山登りの後の胃にしみわたる。
真ん中の羽をピンとのばすしているのが名物飛び魚のからあげ。あと亀の手という貝がめずらしかった。ご主人が食べ方をレクチャーしてくれたのに、よく聞いていなかったワタシはブシャッと汁を飛び散らせてしまった。
みんなモリモリとよく食べた。普段は少食の長男とワタシもごはんをおかわり。
ああこれで明日はギリギリまで寝ていられる・・・と目論んでいたワタシに宿のご主人から
明日はもしよかったら、ウミガメの卵から子ガメが生まれて海に入るところが見られるかもしれないので案内しますとのご案内が。
早朝5時半発、子ガメツアー。
え?みんな今日は疲れたから寝てたいよね?
と信じていたのにワタシ以外全員が
いいねー。行きたーいという返事。
みんないったいどうなってるん?
なしくずしに決まってしまったツアーの参加。
夕食後はマキちゃん直伝のマッサージを次男氏がみんなにしてくれたおかげでいつのまにか寝ていた。
9月4日 屋久島5日目
早朝5時目覚ましが鳴る。起き上がったら体中が痛い。せっかく30分前に起きたのに支度ができずぼうっとしながら子どもたちを起こす。
連続早起きは継続中だ。
5時半。ほとんど寝起きのままのたのたと出てきたワタシに宿のご主人も苦笑い。
マキちゃんだけはさすがのファッションリーダーでちゃんと身支度をしていた。
早朝の浜で子ガメを探す。
砂を踏みしめて歩くたびにあちこちが痛い。もう体中バッキバキのバッキバキだ(語彙)
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