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起死回生、一発逆転お弁当大作戦!
みなさんお弁当に思い出はありますか?
ワタシの記事を読んでくださっている方はうすうす感じておられると思いますが、ワタシは料理が苦手です(え、知らなかった?)
胃弱&少食で食に興味がない。
スイーツなんかは好きなんです。だから朝食をバナナケーキとかおしるこにしてしまう。(これはごはんじゃないとパパに言われる)
甘いもんを食べてしまえばおなか一杯になってしまうから、ちゃんとしたごはんとおかずと副菜を作るモチベーションがあがらない。
男子ふたりを育てているのになんとしたことだろう。
そんな感じなので今までずっと長男に
お弁当がしょぼい、と言われてきた。オルタナティブスクールは毎週水曜日がお弁当なのだけど、ワタシにとってはこれが結構キツく
2回に1度はパン屋さんの惣菜パン。あとはミートボールと冷食と煮物の残りがあればそれをぎゅっと詰めてしのいでいたのだけど
評判悪いんですよね・・・。
みんなのはもっとかわいくて豪華だ
と言われてしまう。
豪華ってどんなやつ?
と聞けば
エビフライとか春巻きらしい。
ああエビね、あの粉と卵とパン粉の三段階いるやつね。そして春巻きにいたっては作り方さえ知らない。
許せ長男よ。こんな母だと思ってあきらめてくれ。
そう開き直っていたけれどある日気がついた。
このままでは彼のお弁当に対する思い出が一生ショボいまま。それはあんまりなんじゃないだろうか?
よし、一回だけ豪華なお弁当を作って母もやるときはやるんだと言うことを後世に知らしめてやろう。ちょうどスクールで発表会があるのでその時に。
そう決心して計画を練ったのが
お重に詰めるキャラ弁と手作りデザートだった。
想像している時は楽しい。
ミルク寒天がいいな。キャラはちいかわかな、と。
しかしワタシはわかっていなかった。初めての試みに初めてのものは危険だということを。
作れるものは前日に作っておこうと思ってつくった寒天が固まらない。本当にびっくりするくらい固まらない。
4回目を作り直したところで思い出す。過去にも寒天に挑戦して固まらなくてドロドロになった残骸を捨てたことがあったことを。もう二度とゼラチンなんか触らないと思ったことを。
寒天の神様に嫌われているのかもしれない。
結局固まったのが当日の朝、ダマになったゼラチンが残る寒天が完成。
もうキャラ弁はやめようか。大体小5の男子がちいかわなんて求めていないだろうとワタシの中でささやく声がしたけれど
もうここまでくるとこれは長男の問題ではなくワタシの自己満足の問題だ。
意地でもキャラ弁にしてやる。
その他にも初めて使った卵焼き器で作った卵がこげたり、お重になんて詰めたことがないからあれだけ苦労した寒天の入る場所がないなんていうハプニングを乗り越えてできたものが
写真のお弁当です。
エビフライ、あります(見てるか長男)
これで彼のお弁当の思い出がずっとショボかったから、一回は豪華だったに上書きされてくれることを願いつつ。
みなさんも良いお弁当の思い出がありましたら、ぜひコメントで教えてください。