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願いの叶え方、もしくは呪いの解き方

先日次男のお受験の面接が終わった。
結果がわかるまでどれくらいか数えてみたら24日もあり、
メンタルがもつか心配。

現に今あまりよく眠れず、夢ばかり見て目が覚めてしまう。
こりゃあ相当きてるな、まいったなあ。

叶いやすい願いとは、七夕の短冊に書いて忘れてしまえるようなこと。ぎゅうっと強く願ってしまうと呪いになってしまって逆に難しくなる。

という話があるとおり、うまくいくことって大体が流れにのってスムーズに叶うものだということを人生で経験してきた。

逆にどうしてもこの人じゃなきゃヤダ!とかは、
ねばってみてもうまくいかないものである(ワタシの初恋とかです)

面接が終わったあと、合否は抽選で決まることを聞いたワタシは最初

なんで!好感度ならうちの子が一番じゃない?(根拠なし)
なんて思ってしまった。

ここまで素敵な学校を見せておいてから抽選だなんて、テーマーパークの紹介だけして遊べるのは抽選ですって言われたのと同じじゃん。

なんて駄々っ子のようにぶつぶつ夫氏に言ってしまった。

世の中ってそういうものなのに、完全に八つ当たり。

どうしてもこの学校に行かせたい。
これはもはや呪いレベル。

なんでワタシはそんなにぎゅうっと願ってしまうのだろう?

長男の学校が決まらなくて不安だから?
二人とも楽しい学校に行ってもらった方が、一方から不満がでなくて楽だから?
長男が地元の学校に行けていないのが引け目で、引っ越したいだけ?
これから新しい選択肢を考えるのが大変?

まあそういうことなんだと思う。

そしてふと
それではワタシは、他の志願者を押し退けて蹴散らしてでも受かりたいのだろうか、と考えた。

あの光る君のドラマのように

むかう道長をなぎはらうなり!(カーンカーン)と

競争相手を呪ってまで受かりたいのだろうか?

答えはNOだった。

子どもの学校が決まらないというのはうちだけでなく、他の志願者の方たちだってもしかしたら、普通の学校には通えなくてここなら!と藁にもすがる思いできた人がいるかもしれない。

長男はオルタナティブスクールに通えているし、地元の子とは遊べなくてもスクールの子と仲良くやっているしとりあえず元気だし。

次男も兄ちゃんばかりずるいずるいと言っているけれど
たまにずる休みさせたりしたら、まあなんとかやっているし。

自分だけが大変じゃない。そう思ったら
ああだから抽選なんだと妙に納得できたのでした。

むしろ面接でワタシがグダグダだったのだから、抽選でありがたかったのだ。

自分の悩みの中でぐるぐるしていたけれど、ずっと上の方から眺めてみたら
辛いのはワタシだけじゃないということがわかっただけで、受験してよかったと思います。

願いは七夕の短冊レベルにはならず結果までドキドキだけれども、それでも呪いよりずっとマシと思って、よく眠れるよう暖かくして栄養もとって冬に備えようと思います。
みなさまもご自愛ください。












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