キュレーター型リルフィ
初めまして、愛知県でゼクスしているわいと夫人です
10月下旬に行われたニュー杯及び七尾杯でcsデビューをしたキュレーター型リルフィを記事にしました
私も田舎者&小心者で中々名古屋のcsに出る度胸が無かったのですがゼクスタである程度に実戦勘を身に付けて挑ませて頂き結果として両大会共に2-2オポ運に恵まれてギリギリ予選突破という形でリストを載せることが出来ました
デッキリスト
まだ初見殺ししたいので明確な強み弱点環境にどう入り込めたか等はここでは公開しませんが自分用の見直しも兼ねて各カードの役割と勝ち方等は紹介したいと思います
まず勝ち筋は3ターン目にゼクステンドピュアティを新入生リルフィから飛ばしてドライブで16〜25リソースに飛び、4ターン目にソルに変身してキュレーターの最強生物ザ・ワンでひたすら殴って勝ちという物、最低値の16〜18リソだとキル失敗する可能性があるが20リソ以上くらいで成立さえすればループコンボでは無くともループ並の打点と突破力を出せます
また、防御力に関してもピュアティを飛ばす過程でナトコを経由し、モテッツも可能な限り効果を誘発させるので盤面は貧弱ながらライフをカチカチにして(ナトコを2モテッツとして平均4モテッツ)相手の後3先4を迎える事が出来る為、モノノ、VB、LRが何とかしてくれてなんとかなります(フワフワ)
各カードの役割
リルフィP
3ターン目に殴られ残ったスタートリルフィとか2リルフィをコストにして5リルフィを飛ばします、基本これだけ、たまに4ターン目gもIGで出た2リルフィをコストにしたりリソースが24以上の時に2リルフィを手出しして2か5リルフィを出して少しでも点や面を削ります
謎のカード
10リソと5色ある時に何か凄いことになります、このデッキにはライフが8になる以外の特殊な敗北条件がありリソースかライフに埋まっているキュレーターの枚数が5枚以下になる事です、効果を起動しないとうららと謎のジャンクだけで戦わないといけなくなりますがリソにキュレーターが埋まり過ぎる等で5枚以下の状態で効果を起動すると5ドローした後他の領域にカードが無いので無限リフレッシュで自滅します
スタリソメデューズ
フラーマの条件かつ初動の白アッパーの白リソ要因、またスタリソとして手札からモテッツやフラーマを2コストで出す機会がかなり多いのでEXもメデューズ、2ターン目にリソが余ったらEXにしておくのを忘れずに(忘れたせいで負けた&負けかけた試合は数知れず)
スタカリルフィ
破壊された時の引いて捨てるでコンポパーツを集められる、シフトとVBでコンポパーツは回収出来るので捨てるカードには基本困らないがキュレーターばかり引いて捨てるとリソースにキュレーターが7枚以上埋まり破滅する
起動能力を使う機会は実はあんまり無い(チャージに行ってもナトコから出るかピュアティのコストになる)が相手の攻撃が速いとチャージ溢れるので攻撃に合わせて起動で少しでもカードを増やします
恋の応援モテッツ
我が青春、グロリア等の真っ当なミッドレンジ対面の場合、先行後攻と事故の次にこのカードを捻った回数が勝率に直結します、これで何回もライフを固く出来るかどうかの有無が他の4キルやコンボデッキとの違いだと思ってます
アッパーフラーマ
まぁ語る事も無い強カード、スタリソメデューズから出せるのでリソ置きする時は慎重に
アッパーホーリースカイ
フラーマB、ただしスタリソメデューズからは出せないので保持する優先順位は低め、あとドラゴンしか表に出来ないのでナトコで使い回せない、ただし1ターン目の初動で引けたら2枚見て1枚下に置けるテキストで山の中のアイコンやモノノの濃度を上げられるのでフラーマより強い
ウェアドール
粉砕ハンマーは入ってはいないがこのデッキにとって6リソになると言うのはかなり意味が大きくスタリソの起動やナトコの降臨に使えるので見た目より強いです
あとピュアティ通しても17リソとかにしかならなかった時にライフから出てリソ枚数を誤魔化せたりする、ただしリソブは強制なのでキュレーターがうっかり入り過ぎると破滅します
2リルフィ
VBリルフィ、ウェアドールとリソブ二枚看板、リルフィ名称である事はスタートリルフィで、6リソに飛ぶ重要性はドールで説明したので割愛
起動能力もコンボパーツの5リルフィを拾うのに使えたりリソブ後の4ターン目にリソブに巻き込まれなかった2リルフィや5リルフィを拾って意地汚くソルに変身前にパンチを増やせたりします、あとリソブは任意なので十分に伸びている時はキュレーターをリソに吸わないようにしない選択肢も取ります
ここからメイン枠
きらきらリルフィ
5cリルフィ、粉砕と違いゼクステンドを出すのにコストがかからず、最悪イグニッションが3ターン目に全部外してもスタカだけでも残っていれば手出しでこれを出してピュアティを設置してからスタカとこれでエイホートを作ってチャージを2枚確保してピュアティ起動までは行けます
これでピュアティを出して大量のリソース&5色を獲得するのが目的でありこのデッキの本質でありその大量のリソースの使い先としてキュレータがあります
ゼクステンドピュアティ
現行リストでは5リルフィから飛んでくるのはこのカードだけ、起動したら16リソース以上は硬いです
上でも言った通りキュレーターはあくまでこれで作った大量のリソースの使い先のひとつであり今までのアイコンと5リルフィとこのカードのセットで相手の攻撃を凌ぐライフの質と大量のリソースを確保出来ますので色んなロマンカードを使える基盤になってます、環境で戦えるカードではありませんが例えばルクスリア&ピュアティなんかも使えたり
アドナキエル約束
無理矢理TTやギルド暁などに抵抗出来るカード、ぶっちゃけこれに支えられて高速環境を凌いでます、出す先は青白あづみだけ
モノノ
ソルの条件の為の黒色枠、黒キュレーターであるカースドソウルはこの構築だとほぼ何もしないカードなので出来るだけ入れたくないですが黒は欲しい、そんな時入ったカードです、手札に黒リソとこのカードが都合良く揃わないと使えないので実は起動型能力を使う機会は殆ど無い、ですがライフを弄りまくるのでライフから出てかなり強いこのカードも当然噛み合います
キュレーター最強生物
何回も出てくるおっさん、ソルの条件の為の赤リソも担当する為キュレーター軸にするなら4枚固定枠です、ソル下ではターン2回リブートしますが場に同名が1枚しか存在出来ないデメリットでリミッターをかけられています、このリミッターを色んな手段で解除して何度もこれのアタックを叩き付ける事ですごい打点が出せます
キュレーターテラ
キュレーターの面を返す人、コスト制限無しのバウンスと手札を減らさずに展開出来る能力に加え、最強生物と並んで1で出てくるので最強生物の上に張り替え出しする事で最強生物の場に1枚しか存在できないデメリットを打ち消す役割も果たします、あと青担当なのでこれもキュレーター軸なら基本的に4投です(何かしらの技術発展でリソのキュレーターを減らす手段があれば1枚くらいはキルキュとかにもなるかも)ただし古のカードなせいで2ドロー固定なのでデッキ枚数には注意
ナンダルタスク
ソル下では2コストになるリソ回収札、基本的には緑とキュレータのかさ増しでしかありませんがキュレータが埋まりすぎていた時は最悪これでソル化前から出して拾います
ソル下で2で出すのも中々重いですが最強生物がリソに埋まりすぎて絶対数が足りないみたいな時はやはり躊躇せず出します、地味に7500打点ではあるのでソル化後初動で出る事も多かったり
キュレータカースドソウル
キュレーターの採用枚数を増やしつつ黒になるので入ってます、それ以上でもそれ以下でも無いですが対象を取らない破壊はなんだかんだ強力、絶界まみれ&ソル前にろくに動けなかった時は使う事もあるかも、一応相手ターンにも効果は使えるので仕留め切れなかった時にpに立てて悪あがきも出来る
ここからデュナミス枠
ウェイカーうらら
最強生物を補佐するフィニッシャーその2、4ターン目以降のフィニッシュターンのデュナミス権は基本的にこれで使います、何らかの事情でソルが封じられた時もこれが最大の動きなのでこれで何とか打破します
また降臨条件の手札3枚戻しをする事で山を増やしてテラのバウンス&2ドローから動きやすくなれます
アストヴェリア
ホーリースカイで表にする用、リルフィなので手札から出すテキストは使えません
5うらら
うららから出す候補その1、面除去と最強生物が破壊もしくはチャージ送り等された時に墓地から最強生物を釣れます、同じ役割にウェイカー5コスマルキダエルがありますがあちらは1リソ余計にかかる分リブートで出てきてくれたりNSの大型を取れたりするので一長一短
ジャペリン改
5ウェイカー組の先発、降臨条件がアズレン専用ですがウェイカーなので10うららから出せます、最強生物のリブートを使い切って面を空けた後に10うららプレイ→これで最強生物を手札に戻してパンチ数戻しつつ10うららの条件で減らした手札も補充するのが最初のセットプレイ
メルキオール
今でも未来ある者からバウンス移動で2点増やすのに使われたりするカード、余程相手の盤面が複雑でも無ければこのデッキでは主にジャペリン改の次に出てきます、最強生物を手札バウンスするのはジャペリン改と同じで、最強生物で連パンする関係上移動による打点増加はオマケ程度ですがこちらは山を減らさずに最強生物をバウンス出来るので使い分けになります、山が無くなる問題さえ無ければジャペリン改2枚で良いのですけどね
ウェイカーアニムス
5アニムス、出て来る事はあんまり無いですが出た時に基本的に5枚以下しかないキュレータデッキの山上を好きな順番で入れ替えられるテキストとパワー+5000&回収は痒い所に手が届きます
あと3ターン目ピュアティに失敗した時4ターン目に何とかピュアティを発動させた後Pにこれを立てて誤魔化したりしますので表にするのは最後の方になります
ウェイカーストケシア
猫庭構えられたら終わるので相手のリソースのサイベリアンを飛ばす用です、ウェイカーなので相手にそういう物が無ければさっさと表向きにする、と、言いたいですがキュレーターがリソに入り過ぎたパターンの時これの覚醒条件でリソのキュレーターを山に戻せたりするので表にするのは最後の方
ウェイカー4ほのめ
最強生物を除外する事で別の最強生物を出してリブート回数をリセットしつつ手札を増やせます、うららが絡まなくても出来る打点伸ばしなので必須
アバターナトコ
このデッキの必須要素全てを持った完全食、ライフを増強しながらライフに埋まったキュレーターを救助しつつコンポパーツを拾い集めて起動能力でPリルフィの種火を出したり追加のモテッツを出したりします
アバターエイホート
リソブ出来ない時、素材が3枚揃えられなくてチャージも足りない時になどにピュアティのチャージコストを確保する為に出します
破天イシュタル
ゼクステンドを使った後のピュアティを素材にします、きらきらから出たゼクステンドはエンドに墓地に行くので緑リソ立てられていたら盤面に10500を残せます、またリソに埋まり過ぎたキュレーターを救助する役割もあります
シフトリルフィ
説明不要、墓地に落ちたピュアティを拾えます
イデアドライブ
いつの間にかイデアドライブといえばみんな棍棒がデフォになってる感じがするカード、説明不要ですがたまにレベル条件忘れた相手をひっかけられます
パニッシャーあづみ
アドナキエル約束から出る枠、説明不要ですがこのデッキの場合ソル変身に足りない色を山上操作で上に置いた後リソブをして色を足すとか出来ます
長くなってしまいましたが採用カードの紹介と解説は以上です、実際の動きに関してはニュー杯の動画卓に載せて頂きましたのでそちらを見ていただければと思います
(アドナキエル約束が相手のターンにコスト下がると勘違いして必死に2リソ立てプラン取ったりドヤ顔で構えたり4ターン目リソ置き間違えたりしていてかなり恥ずかしい)
終わりに
ここまで読んで頂いた方、長々とありがとうございました、こういう形でデッキ解説をするのは初めてなのでくどい感じになってしまいましたが可能な限り内容は伝えたかったのでこのような形になりました
この構築自体は実はリルフィが初公開された時から既に構築が可能だったのですがその時はピュアティで大量のリソースとナトコでライフを固くする所までは思い付いてもその先のリソースの使い方がキュレーターと混ぜる構築をここ1ヶ月くらいで思いつくまでは全然思い浮かびませんでした、やろうと思えばモノノの所をウェイカーレベルのモートに、アドナキエルの所をダークウリエルとカンナ辺りするだけで出来たのです
思わぬ古いカードが思わぬ組み合わせで現代のデッキに打ち勝つ、これもカードゲームの嗜みかと存じます
皆さんもピュアティから化け物降臨させましょう、最後までご覧いただきありがとうございました!