子どもにとって大事なこと
「両親の仲がうまくいっていることは、子どもが幸せに育つために最も重要な要素の1つである」
この質問の是非をアンケートにしたところ10代の70%が同意したのに対して親の同意は33%にとどまったそうです。
実際の幸福度への影響度の真偽はわかりませんが、親と子の主観でここまでの差が出るのには非常に興味深いです。
子どもは親が言っていることではなくやっていることに影響を受けると言われています。
「ちゃんと挨拶をしなさい!」と口酸っぱく言ったところで、肝心の親が挨拶もせずに人の悪口ばかり言っていたら
挨拶をすることよりも人の悪口を言うことを真似するということです。
ところで、「スーパーサイズミー」という映画をご存知でしょうか?
2004年に公開されたアメリカ映画で1ヶ月間毎日3食マクドナルドを食べ続けたらどうなるのか?というドキュメンタリー映画です。
1ヶ月で体重は11kg増加し、肝臓に異常が発生、鬱状態が強まり、コレステロール値が急上昇という結果となり食品業界や消費者に大きな影響を与えた映画です。
人は食べたもので身体が出来上がります。
不健康なものを摂取し続けていたら、当たり前に不健康になります。
そしてこれと同じことが人の思考でも起こると考えています。
食べたもので身体が出来上がるように
インプットする情報で思考が出来上がります。
幼少期の子どもにとっては親が話す言葉、親がしている行動が情報のほとんどを占めます。
親が色々なことにチャレンジしていたらチャレンジしそうですし、親が楽しそうに本を読んでいたら本が好きになりそうです。
「本を読みなさい!」というよりも、親が本を楽しく読んでいる方が結果として本を読むのかもしれません。
だからこそ親自身が「自分の機嫌は自分でとる」ことの重要性が高まります。
「子どものために」という名のもとで我慢し、ストレスを抱え、自分のことを後回しにして、耐えることは結果として子どものためにならないのかもしれません。
親が子どもに何をしてあげるか?よりも
親がどう生きているか?の方が子どもの幸福度に影響するのではないか?と冒頭のアンケートから考えました。
だからこそ、ママコーチング事業を立ち上げて、ママ自身がご機嫌に生きることをサポートしていたり
子どもコーチングをしているコーチ自身が楽しく生きているか?ということを運営しながら重要視しています。
シャンパンタワーのように一番上の"自分"という器が満たされていないとその下の"他者"という器へ何かを分け与えることだったり他者に幸せを提供することは難しいです。
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