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騙されないと思っているそこのあなたへ。

この世には「騙されやすい人」と「騙す人」の2種類の人間がいます。

「騙されやすい人」に圧倒的に多いのは
「自分の知識が圧倒的に不足している人」です。

知識がない故にそれっぽい話を聞くと何の疑いも持たずに
聞いた話を鵜呑みにしてしまうんですよね。

信用すべきは知識に基づく事実であるということ。

投資などで騙されるよく聞く失敗談は

金融機関の営業担当者に勧められた商品を購入したが
思うようなパフォーマンスを出さなかった。


こんな経験はよく聞きます。

実際、私の母も利率8%のスウェーデン銀行の訳のわからない商品を購入させられそうになってました。(即止めましたが、、)

こんな時、損をした人間はどんなことを言っているイメージですか?


「騙された!あのクソが、、」
「不幸になれ」
「タンスの角で小指ぶつけろ」
「玄関の鍵刺さりにくくなれ、、」


損をしたやるせない気持ちはわかりますが

悪いのってよく検討もせず買った自分なんです。
当たり前ですよね。

「知識武装」ができていない人に限って
自分に十分な知識がないことを棚に上げて「騙された」と思ってしまうんですね。

これを読んでくださっているあなたにはそうはなってほしくない

なのでこれを読んで騙されない知識をつけてください。

1.「あなただけ」という言葉

詐欺まがいの話は弱者のところに蔓延ります。

・「あなただけに高い利回りの特別な商品をご紹介します。」
・「上場予定のベンチャー未公開株購入するなら今のうちです。」

海外FXなどでよくある詐欺ですが
・「被害回復すると国際弁護士に送金したら音信不通」
・「数回勝たせて追加投資した際に全溶け」
・「出金にかなりの手数料を提示し最終的には飛ぶor出金させない」

最近、女子大生が投資詐欺にあう事件が起きましたが
これも「知識武装」していれば防げた事件です。

「あなただけに」これはマジで詐欺師しか使いません。
「あ、今回特別に」とか「ここだけの話」、「これ本当はお伝えしたらダメなんですが、、、、実は」

挙げ始めたらキリがないですがこのセリフを使って近寄ってくる人間は
疑いましょうね。

「これ本当はお伝えしたらダメなんですが、、、、実は」

↑これはスーパーのアルバイトをしているときによく使っていた言葉で
例えば3種類ほどある”みかんの箱”を売るとき

A県産 みかん ⇨1980円
B県産 みかん ⇨2500円
C県産 みかん ⇨3980円

C県産のみかんを売るためにお年寄りをターゲットを絞り、積極的に話しかけ仲良くなり親近感を沸かせ、どれがオススメ?と聞かれたタイミングで

「自分たちが食べるのであれば安い、A県産のみかんで十分だと思います。ただ、あまりこんなこと伝えたらダメですがA県産のみかんは正直あまり美味しくないのでお孫さんたちがくる日に用意するとか送ってあげるとかの場合は絶対C県産のみかんの方が満足してくれます。」

「この店の従業員が言っている」+「親切に事実を教えてくれた。」
これで洗脳は完了です。

使ってた言葉はこれだけではないですが、これだけでも結構脳死で買っていく人が多いです。


繰り返しますが「あなただけ」や「絶対〇〇した方がいい」「ここだけの話」などあなただけに都合の良い情報はありません。

「あなただけに勧めてます。」なんか、街中でいかにもチャラそうな男が「あなただけにナンパしています。」って言ってるくらい信憑性ないですから。


2.「自分は騙されない」と思っている人ほど「騙す」のは簡単

次に騙されやすい人におおいタイプは「自信過剰な人」

「自分は騙されない」と思っている人ほど面白いほど引っかかります。
あなたはこの事件を知っていますか?

大手ハウジングメーカーの積水ハウスが東京の土地を巡って地面師グループにまんまとはめられ55億円もの巨額資金を騙し取られた事件。

不動産取引に精通している大手企業でも詐欺に合うんです。

架空の融資で何人もの著名人が巻き込まれた詐欺事件もありました。
自分は大丈夫と最初から高を括っている人ほど騙すのは簡単です。

↑あまり身近な例えではないので、ピンとこないかもしれませんが

以前、Brainというプラットフォームでアフィリエイト代行というものでひと炎上ありましたね。

10万円の商品を購入して代わりにアフィリエイトするというもの

実績が欲しかったり、簡単に稼げる。そんな甘い考えの人が手を出してしまうんですね。

タチが悪いのが無料通話で教育という名の洗脳をかけられ
初期投資金額が手を出せなくもない金額なので購入しそのまま飛ばれた。

正直、詐欺師は割と勉強してるなと思いました。

こんな詐欺はその辺にゴロゴロ転がっています。

信用するべきは知識に基づいた事実。
引っかからないためにも「知識武装」しましょう。

3.希望的観測

詐欺や騙されると言った自分にとって損になることの原因は必ずしも騙してくる人間だけが原因ではない。

論理学の認知科学という分野では「希望的観測」というものがある。

これは生命保険会社、旅行会社、投資信託会社、化粧品会社の
パンフレットや、なんらかの商品を紹介するLPなどに共通しているもので、「良い情報」ばかりが並んでいる。というもの。

こういうものは見込み客の購買意欲を掻き立てるものであるため、
意図的に「良い情報」だけを集めているので当たり前っちゃ当たり前ですが、デメリットを考えず思考停止して購入し、損をする人が多いです。

自分にとって都合の良い情報だけを受け入れ、不都合な情報を無視する。


このような議論であったりものの捉え方を「希望的観測」と呼びます。


例えば、結婚前のラブラブの頃は相手のいいところばかりが目に入ったのに、一緒に暮らしてみると嫌な面が目立つようになった。

↑これもいい情報しか受け入れなかったがために起こった損ですよね。

こうして人は自分に都合の良い証拠だけを見る傾向があるので詐欺かもしれないと疑うことすらできなくなってしまいます。

「うまい話には必ず裏がある」と言われるように大抵のことにはコインと同じで裏表があります。

「うまい話をされたとき」裏の情報を探しましょう。



これを騙されない予備知識として心に留めといてくださいね。
悪用は厳禁ですよ、、、😏
今日はこの辺で。✋

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