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【2024年12月合格】アドセンス審査に12回も落ちていたのは記事数が少ないタグページが原因だった

かつて月数十万円のアフィリエイト収入があったにもかかわらず、すっかり落ちぶれてしまったブーと申します。

2024年の5月頃からアドセンス用のブログ作成に取り掛かっていたのですが、何度申請しても非承認になる状況が半年も続いていました。

最初は「アクセス数が少ないのでは?」と思い、ひたすらアクセス数を伸ばすことだけを考えてアドセンスに再申請し続けていたのですが、月間PVが5万7,000を超えてもまだ承認されず、さすがに「おかしいぞこれ…」と思い始めいくつかの施策を試した結果、13回目の申請で見事にアドセンス審査で承認されました。

13回目の申請でやっと承認。

そして、12回も非承認になっていた原因がわかりました。

それは「記事数の少ないタグページを大量に作成していたこと」です。
解説用にデモサイトを作成しましたので、その画像で解説していきます。

下記の画像はデモブログのトップページですが、10記事以上入っている(表示されている)ので問題ありません。


では次に「アニメ」カテゴリーページを表示してみましょう。


これも10記事以上入っているので問題ないと思います。

そして次に、アニメカテゴリーの個別ページを開いてみます。


※本文の文字数は本当はもっと多い方がいいです(私の場合、最低でも2,500文字は入れます)。

上の画像だと、文字が小さくて見づらいと思いますが、「本文」の下にある「アニメ」がカテゴリーで「ギャグ」がタグです。

そして、この「ギャグ」のタグページを開いてみましょう。

たったの2記事しか入っていません。

そして、これこそが「価値の低いコンテンツ」という理由で私がアドセンス審査で不承認になり続けた理由だと確信しています。

私はこのような2~3記事しか入っていないようなタグページをSEO目的で大量に作成してしまっていたのです。

私の場合にはタグページのみが問題でしたが、カテゴリーページやカレンダーアーカイブページなども入っている記事数が少ないと、同じ理由で「価値の低いコンテンツ」に認定される可能性があると思います。

下記のような記事数が少ないアーカイブページがたくさんあると「価値の低いコンテンツ」に認定される可能性が上がると推測します。


3記事しか入っていない「ゲーム」のカテゴリーページ。
記事を増やすか、「ゲーム」のカテゴリーページは削除してブログから非表示にした方が良い。


1記事しか入っていない「2024年11月」のアーカイブページ。
記事が増える予定がないのならアーカイブページは削除してブログから非表示にした方が良い。

そして空っぽのカテゴリーページなどがある場合も「価値の低いコンテンツ」に認定される可能性が高まるはずです。

1記事も入っていない「未分類」のカテゴリーページ。
記事をたくさん入れるか、記事を書く予定がないのなら「未分類」カテゴリーページは削除してブログから非表示にした方が良い。

私がとった対策は下記のとおりです。

  1. 個別ページの下部にあったタグページへのリンクを一括で全て非表示にした

  2. Googleにインデックスされていたタグページをサーチコンソール上で削除申請して全て削除した

  3. ワードプレスの管理画面からタグページをノーインデックスに設定した

※ワードプレスのテーマテンプレート「Cocoon」を使用してる環境での解説です。

私の場合、タグ機能自体は「関連記事表示」などの紐づけルールとして使用したかったので残しましたが、タグ機能自体が必要なければタグ全削除してもOKです。

1.個別ページの下部にあったタグページへのリンクを一括で全て非表示にした

サイドバーの「cocoon設定」⇒「投稿」

上記の赤丸部分を下記のように「カテゴリーのみ」に変更することで個別ページ本文下のタグリンクが消える。

2.Googleにインデックスされていたタグページをサーチコンソール上で削除申請して全て削除した

Googleサーチコンソールの管理画面サイドバーの「削除」⇒「一時的な削除」⇒「新しいリクエスト」の赤いアイコンをクリック。

私のブログ環境では下記のようにURLを記入して「このプレフィックスで始まるURLをすべて削除」で全てのタグページのインデックスを削除できました。

3.ワードプレスの管理画面からタグページをノーインデックスに設定した

管理画面サイドバー「cocoon設定」⇒「SEO」を選択。

赤線を引いている「タグページをnoindexとする」「その他のアーカイブをnoindexとする」チェックを入れます

※青線の「カテゴリーページの2ページ目以降をnoindexとする」にもチェックを入れるか迷いましたが、ここはチェックを入れませんでした(もし13回目の申請でもダメならここをチェックして再申請するつもりでした)。

赤線の部分にチェックを入れたら「変更をまとめて保存」をクリックして完了です。

その他

他にはサイトマップ(プラグイン:XML Sitemap Generator for Google)からも、タグページなどの内容の薄いアーカイブページを除外しました。

あとは固定ページで作成した「プライバシーポリシー」ページと「お問い合わせ」ページもnoindexにしました。

cocoonでは投稿ページや固定ページのエディター画面で上記のように設定できる。

実は「プライバシーポリシー」ページや「お問い合わせ」ページが無くてもアドセンス審査承認されるか実験したかったのですが、これ以上非承認が続くのも嫌なので実験できませんでした。
ちなみに「プロフィール」ページは作成していません。

終わりに

私がやった施策はこんなところです。

最初の1回目の申請から9回目の申請辺りまでは、申請してから1週間くらいで「ポリシー違反:価値の低いコンテンツ」というメッセージが来ていたのですが、10回目からは数時間で非承認メッセージが来るようになり、承認された13回目の申請の時も申請から12時間以内に承認メッセージが返ってきました。

「ポリシー違反:価値の低いコンテンツ」が返ってくると投稿ページの文章に問題があるんじゃないかと思う人もいると思いますが、投稿ページの文章はアドセンスの規約違反になるような文章を書かずに2,500文字以上もあれば中身はほぼ関係ないと思います。
私のブログの本文も大した内容ではありませんので…

私が今回実感したのは、「ブログ全体で」コンテンツ量が少ないページがたくさんあると「ポリシー違反:価値の低いコンテンツ」が返ってくるということです。

【まとめ】
・数記事しか入っていないカテゴリーページやタグページなどのアーカイブページが複数あると、「ポリシー違反:価値の低いコンテンツ」になりやすい
・サイドバーなどに表示させている各カテゴリーには10記事以上たくさん記事を入れておく
・記事数が増える予定のない、内容の薄いタグページなどのアーカイブページはGoogleのインデックスから削除申請して、ブログ内でも内部リンクを非表示にして、noindexに設定しておく
・ブログ本文の内容はあまり審査に関係していないように感じるが、文字数が極端に少ないと「ポリシー違反:価値の低いコンテンツ」になりやすいかもしれない
・審査通過するまで何回でも申請すべし


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