吉部八幡宮
山口県宇部市にある吉部八幡宮。
御祭神は、應神天皇、神功皇后、比賣大神。
西暦1261年、宇佐八幡宮の御分霊を勧請し宮殿を造営する。
長門国の豪族、厚東氏が奉祀し、野村宮司の始祖が奉仕することになる。(厚東氏は物部守屋の末裔)
合祀された神も、神功皇后ゆかりの神様で、新羅への三韓征伐にお供され、平定に尽力された神様ばかり。
御拝殿の中には、天井に多くの神話時代の絵画が奉納されている。
日韓併合の紀年碑は、他では見たことがありませんでした。
室町時代に作られた地蔵大菩薩は、最も古く地元の人達の病気平穏などを祈願して祀られていた。
神主の像をお祀りしている神社は珍しく、こちらの神主は、最高位の浄階一級という方でした。
この吉部地区は、昔は宿場町で栄えたところのようですが、昭和時代から(もしかしたら、もっと昔)時が止まったような、過去にタイムスリップした感覚になりました。