運命の流れ
SNSから流れてきたCMに目がとまった。
《カラーパープル
〝伝説の映画〟がミュージカルに
生まれ変わった!》
生きていてよかった と思える出来事が
またひとつ増えた。
1986年に日本でも公開され、スピルバーグ監督にとって転機となった映画。
私にとっても重要な映画で、目に見えない力に
気づくきっかけとなった。
でも、映画を見たわけではない。
大きな町の本屋で出会った「神様へのおねがい」が叶う本 の中に、主演のオプラ•ウィンフリーが役を手に入れるまでの不思議なお話しが書いてあった。
オプラは
まず本人がカラーパープルの
原作の小説を読んだ時から、
その役は絶対に自分のもの
とういう核心に近いものを感じていたらしい。
そして映画化が決まった時も、
出演しなくちゃいけない とすぐに思ったとのこと。
でも演技が上手いわけでもなく、当時は地方テレビ番組のホストだったオプラは、どうすればオーディションを受けられるのかもわからない状態だった。
でも、たまたまある人物が
オプラの街にやってきて、
たまたまオプラが出演している番組を目にし、
オプラにオーディションを受けるように
話を持ちかけたのだ。
無事にオーディションを受けることができたけど、結果がなかなか来ない。
不安になったオプラは、外見が太り過ぎているからかもしれないと思い、一気に減量しようとした。
でも、他にやれることはないのかという思いばかりになった。
だけど走っているうちに、やれることはやったから、もうどうでもいいやという気持ちになり、
ふと古いスピリチュアルソングが浮かぶ。
【わたしはすべてをゆだねます
わたしはすべてをゆだねます】
すると、まもなくスピルバーグ監督から、翌日に会いたいと連絡がきた。
そして少しでも体重を落としたら、役は別の人に渡すからと忠告も添えて。
オプラは
ありのままのオプラで良かったのだ。
さらにそれだけではなく、
配役の名前にも重要なサインが隠されていた。
オプラがもらった役はソフィアという女性。
ハーポという名の男性と結婚することになる不屈の精神を持った女性。
Oprah オプラ のスペルを 逆から書くと
Harpo ハーポ になる
オプラは言う。
これはただの偶然ではなく、
この役がわたしのものだというしるしだと。
まるで最初からその役は、オプラのもののようだった。
そして、映画自体も完璧なタイミングで公開され、完璧なシンクロニシティの輪の仕上げとして
オプラはハーポ・プロダクションを設立した。
転機には いつも サインが現れる。
私にも同じようなことが何回も起こった。
その時に自分にやれることをやっていれば、
ふと、向こうからわたしの願いを叶えてくれる人が現れて、願いが叶ったり、流れができたり、ある時には終わったり、サインを受け取ってきた。
なぜそんなことが起こるのか、
不思議で仕方がないけど、
その現象をまるごと受けとめること。
わたしたち一人ひとりにそれぞれの役割があり
自分の夢を生きることで
その役割を果たすこと。
毎日の生活の中に現れる神様のしるしを
しっかりと受けとめること。
それこそが運命
らしい。
いつごろからか 夢がわからなくなって
今でもまだ万全ではないけど、
今日、大量に植えたチューリップの球根の芽が
出てきたよって教えてもらった。
夢に見たたくさんのチューリップを
もうすぐ見ることができるから、
私は自分の夢を生きるということが
もしかしたら、できているのかもしれないと
noteを書きながら気づいた。