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どうすれば自分事として業務を行えるのか?

▼司法書士事務所の働き方には・・・

司法書士事務所には、個人で営業している事務所もあれば資格者が複数いて補助者も多く雇用している事務所など多岐にわたる。
個人(自分1人)だけであれば全て把握せざるを得ないので良いのかもしれないが、自分以外の人に業務をお願いする場合、必ずと言っていいほど自分が行う場合に比べパフォーマンスが落ちてしまう。
下手をすればクライアントに対しても迷惑をかけたり場合によってはクレームにつながることもある。
#自分一人でやる場合は業務に上限がある・・・という話は別の話なのでここではしない


▼永遠の課題

クライアントに迷惑がかかるからと言って、自分以外の人(スタッフ等)に任せないという選択肢は無くて、自分以外の人にどのようにお願いすれば自分のクライアントを任せることが出来るのかは永遠の課題である。

自分とクライアントには長年の【関係性】ができているため、相手に対してどこまで踏み込んで話をしていいのか?どこに地雷が埋まっているのか?どのような性格なのか?は長年の付き合いで分かっているけれど自分以外の人には分からない。というか、エスパーでない限り絶対に分からないもの。


では、このような場合にどうやって任せていくべきなのか?


▼具体的には・・・

現時点で考え付くのは、つぎの①をしつつ②をやるのが1番いいのかなと思う。
①担当となるスタッフなりを同行させてクライアントに紹介し初めましてではない状態を作り上げる。
②思いきって、業務を丸投げしてやらざるを得ない環境を作る。
#もちろんクライアントの情報は共有することは大前提

①をやることで担当するスタッフがクライアントの性格なりを把握できて、相手が細かい人であればこまめにレスポンスを取ることになるしクセ等を把握することが出来る。
次に②がとても重要になると思っているが、結局のところ担当する資格者(最終的に責任を取る司法書士)がいる以上、スタッフである私(僕)がミスをしてもなんとかしてもらえるという環境にいることが自分事として行えない原因につながると思うので、思い切って丸投げをするのが1番かなと思う。
#甘えられる環境を無くすのが1番
#丸投げといっても最低限の引継ぎは必要


但し、これは非常に勇気が必要なことで下手をすると取り返しのつかないこと(今後依頼が来ない等)につながるかもしれないため定期的な進捗の確認は必要になる。

自分の経験上、全て段取りをしたうえで、書類の準備(捺印書類の作成・申申請書の準備)だけをやってもらうのではスタッフの成長につながらないことが分かったし、自分事として業務を行うことにはつながらない。
クライアントと電話すらしなければ相手との【関係性】は気付けないに決まっているということに最近になって気づいた。


▼まとめ

経営者も「任せる勇気」を持つことが大事!!


こじか🦌


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