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触れられない美しさ


チーズケーキを焼いた。


外に出て用事を済ませたいのだけれど粗熱をとるまでは難しいので、その時間で何か書くことにした。


暑さも落ち着いてきたのでやっと昼間の海に行ってきた。
といっても実際は買い物するついでに散歩してきただけ。

曇りの日で風も落ち着いていた。
けれど波はそこそこあった。


ちょうど太陽が顔を出した時かな。
ブルーグレーが引き立つ。


曇天。いいね曇天。
光はあるから水面はキラキラしてる。


鏡のような砂浜を歩いた。
打ち寄せる波は穏やかだったので安心して歩けた。



何のカケラかな。
目が合った。
力強い茶色。
透き通るような白と灰色。
海藻(かな?)の跡とシマシマ。
この跡を見る度に血管みたいだなと思う。


「透き通るような白と灰色」の貝は本当に綺麗だった。
砂がうっすらと透けて見えて、海水で濡れていてしっとりしつつ艶やかで。
拾って帰ろうかなと思った。

けれど、そこから動かしてしまったらその美しさを自分が壊して台無しにしてしまうような気がしてやめた。


今日はそんな気持ちだった。


もちろん、そんな風に思わない日もある。
なんとも勝手な生き物である。


さて。
そろそろチーズケーキの粗熱が取れたので冷蔵庫に入れて動き出すとしよう。



おまけ。


朝と夕のピンク。
いろんなピンクが存在するね。

眼鏡もせずに寝惚けながら撮った。
淡いピンクの夜明けの空。
燃えるような発光するような夕焼け空。

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