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初めての家探しはどんな家がいいの?

皆様こんにちは!
今回はタイトル通り、初めてのおうち探しはどんな家がいいのか?です。

新社会人や新大学生などの方は新生活から早2か月が経過しましたが、皆様はどのような生活を送ってらっしゃいますか?

新社会人や新大学生の方は、おそらく3月頃におうち探しをされるかと思いますが、この頃は業界の特性上、物件の数も少なく、賃貸の不動産仲介会社の営業マンの言われるがままに契約をしてしまった人も少なくはないかと思います。

新生活から2か月も経過したら、そろそろ生活にも慣れてくる頃かと思います。
皆様の中には、どこかおうちの不満が出てくる頃ではないでしょうか?

当ブログの主は、新社会人になって引っ越し1日目で引っ越しをしたくなりました。

理由は隣人が「ヤバい人」だったからです。
つまり、【音】問題です。

一人暮らしでマンションやアパートに暮らしますが、そこで一番発し易いと言われているのが【音】の問題です。
音は人それぞで感覚が違う為、トラブルになり易い案件でもあります。

建物には、大きく分類すると、木造、鉄骨造、RC造の3種類が存在します。
それぞれの構造に応じて、音の響き易さが異なります。

響き易い順に並べると
木造=鉄骨<RC造となります。
RC造が一番響き難いものです。いわゆる遮音性能が高いものです。
木造と鉄骨はほぼ同レベルです。
一般的に木造と鉄骨造は、専門用語になりますが、間柱(小さい柱)に胴縁を打ち、石膏ボードを両面から貼り付けるだけの簡易は構造のものが多い為、響き易いという事です。

木造の一般的な構造(物件によっては断熱材も入ってます。)

物件によっては石膏ボードを貼り付け前に断熱材も入っている所もありますが、音の遮音能力はありません。
鉄骨も上記の木造と鉄骨造と構造はほぼ変わりません。
ランナーという上記胴縁のようなものに、スペーサーが組み込まれ、石膏ボードを貼り付けるという構造です。
鉄骨造には軽量鉄骨と重量鉄骨造がありますが、鋼材の厚みが6mm以上のものを重量鉄骨、6mm未満を軽量鉄骨と呼ばれてます。仕組みはほぼ変わりません。
詳細は割愛します(笑)

そして、一番音の遮音性能が高いものはRC造です。
一般的に鉄筋+コンクリート壁+石膏ボード+クロス
という構造です。

コンクリートの厚さは15cm以上が一般的です。


石膏ボードだけで仕上げられていた、木造と鉄骨造とはえらい違いがあります。
遮音性能(透過損失の評価値)数値でD値というものがあります。
簡単に説明すると、音が壁を通過する際にどの程度音を損失させれるかといった単位の事です。
一般的にRC造はD値-50程度、木造はD値-35程度と言われてます。
つまり、80㏈の音が30㏈までの音に抑えれるというのがRC造で、45㏈までの音に抑えれるというのが木造です。
80㏈→電車の車内、うるさく感じる
30㏈→閑静な住宅地、静かに感じる
45㏈→日中の住宅地、普通
D-50→テレビはほぼ聞こえない、ピアノはかすかに聞こえる
D-35→テレビはかなり聞こえる、ピアノよく聞こえる
以上のように規定されています。
この通り、RC造と木造とでは大きな違いある為、RC造のおうちをおすすめします。
但し、木造や鉄骨造と比較して家賃が高めの傾向にあります。
最近の木造や鉄骨造はそんな事無いという反論される方がいらっしゃいますが、一般的に構造は先に述べた通りの構造が多いです。音が響くかどうか否かがわかるのは住んだ後の結果論であり、また、賃貸仲介会社や建物を管理している管理会社も構造まではわからない為、この物件は木造や鉄骨造でも音は大丈夫ですまでは言えません。
よって、この「音」トラブルをなるべく回避する手段は、最初からRC造を選択する事かと思います。

音は睡眠、勉強、読書など生活に係る要素となります。
皆様には快適な住生活を送って頂ければなと思い投稿しました。

結論ですが、
すこし古くても、すこし賃料が高くても、RC造のマンションを選択する事をお勧めします。
勿論、RC造でも音はします。過信はダメです(笑)

どうしても築浅で家賃も安くても良いという方はいいと思います。
当投稿が1つの参考材料にして頂ければ幸いです。

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