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出産後夫婦で揉めたこととその解決法

我が家は比較的夫婦仲の良い方だとは思いますが、それも出産後はギスギスすることもありました。
喧嘩するというよりは私がひたすらに不満を溜めていくスタイルなので一方的な内容になっております。。


妊娠中

妊娠報告時、嬉しそうな様子が見られなかった

本人曰く責任とか不安の方が大きく感じられたそうで、「おぉ…そっか」みたいな反応でした。
別に喜ばせるために妊娠したわけではないけど嬉しく思ったのは自分だけに感じられてしまい、その後情報共有しようかなと思っても「興味ないか」と思い直して一旦ストップが入るようになりました。

臨月に会社の同僚とライブに行こうとした

実際行ったわけじゃないのでギリギリセーフといったところ。
出産後に「実はライブ誘われてて行けるかなと思ってて〜笑」と聞かされたのですが、その時は結構びっくりしました。
割と安定した妊娠生活だったし、後から振り返れば問題なく送り出せたとは思うけれど、夫としては何かあった時に後悔しない選択なのか?とモヤモヤ。しかも同僚が女性。。私も知ってる人だから浮気を疑う気持ちはないけれどやっぱりいい気はしない。
30分ごとに胎動を気にして常に何かを心配してる自分とは感覚が違うんだなと思いました。

出産後

自分の気持ちに素直になれなかった

これは夫への不満というより自分への戒めですが
産後2週間くらいの時にお友達が遊びに来てくれて、じゃあ帰り駅まで車で送るよって時に、「息子はばーば(義母)に見てもらって一緒に送りに行こうよ」と提案され、迷いながら車に乗ったことがありました。
赤ちゃんと離れるのは不安だったし(義母がどうこうではなく)嫌だったけど、執着してると思われたくなかったので試しに預けてみたのですが、やっぱり道中気になるし「解放されたー!」みたいな気持ちにはなりませんでした。
夫としては「ずっと息子と一緒で大変だろうから」という気遣いだったのでしょうが、義母とお友達の前での提案は断りづらかった。
でも最終的には自分の気持ちをちゃんと言えなかった自分が悪かったと思ってます。
後日そのお友達に「不安そうだったよね」と言われて自覚したというか間違いに気がついてちょっと泣きそうになりました。

赤ちゃんの扱いが粗い

同性だからなのか「だいじょぶっしょ」の精神が感じられてハラハラすることが多かったです。
私はゆさぶられっこ症候群始めあまり大きすぎる振動はまだ未成熟な赤ちゃんには良くないのではと気が気じゃない状態。
それとなく伝えて夫も色々調べてくれたのですが、良かれと思ってあやしてるところに水をさされたからか雰囲気が悪くなってしまいました。

私と息子の写真を撮ってくれない

何度かお願いしたものの定着には時間がかかりました。
友達と話しててもあるあるなので父親諸君は参考にされたし。
後述しますがリマインダーを追加することで解決しました。

息子への愛情表現が少ない

可愛いと抱きしめたり、そもそも「かわいい」という感想をほとんど言わず、反面息子が風邪を引くと「うわー」みたいなことを言ったりネガティブなことは口にするので気分悪かったです。
体調が悪くなるのは本人のせいではなく(どちらかと言えば)親の都合で保育園に行ってもらってるせいじゃん、と私は思ってしまうのでモヤつきました。
息子が大きくなってこちらの言っていることがわかるようになった時に傷つけると思ったので「息子が体調崩した時に本人の前で文句言ったりがっかりするのはやめない?」と提案しました。

もちろん夫は愛情がないわけではなく口に出さないだけで、色々調べたり段取りしてくれたりしていたのでアウトプットの形が違っただけなのですが、それでもやっぱり看過できませんでした。
というのもその時期明らかに私に懐いていたので、愛着形成という言葉もありますけど、乳幼児期に必要な接し方はあったんだと思ってます。
そんな状態で「あまりにべったりして見えるから少し1人で出かけてきたら?」と提案されても、素直に受けられませんでした。

全体の傾向

まとめると、どうしても母親としては心配することが多く、でもあまり口出すのもよくないので言わない。しかし態度に出る。
父親からしたら自分の行動を常に監視されていて結果文句を言われる。
というループになってしまってお互いに息苦しさがありました。

モヤモヤをためる要因

あとは私個人の性質として「他人への期待が大きい」という点が不満を溜めやすい一因なのは自覚しています。
例えば、料理を作ったら美味しいと言ってほしいとどうしても思ってしまう。
実際にはリアクションはなくて、あったとしてももらう言葉は「あれ(残ったおかず)早く処理しないとね」くらい。
確かに早く食べた方がいいけれど、"処理"かぁ…と小さな傷がつき続けています。
私が大変そうだからという理由でご飯作らない方向(ミールキットや外食)を提案されるのも、あーやっぱり手料理避けたいのかぁと薄く傷ついたり。
でも逆に言えば料理を作れと頼まれたことはなく自分のやりたいこととしてやっていて、それに伴う買い物の内容や金額に文句を言われたことはありません。なので私の期待値設定の問題なわけです。
このように「私はこうしたんだから(夫には)こうしてほしい」が強い結果、現実とのギャップでイライラしがちになってしまいます。理不尽ですね。。
これは自覚してコントロールしていかないといけないと反省しています。

とはいえ人間すぐに変われるわけではないので不満が溜まります。家庭の雰囲気が悪くなったらどうするか。

解決策

解決策①:とにかく腹を割って話す

気まずい雰囲気に耐えられなくなったら、「話そう」と言って夜息子が寝た後にお互いが思ってることを言い合う時間を作ってやり過ごしていました。
切り出し方は難しいですが、ケーキを買っておいてあとで食べようってことにしておいたり、わざとらしくなってしまうけどもうそこはしょうがないです。
また2時間くらいのドライブは子どもが寝る可能性が高くおすすめです。

解決策①-1:リマインダーを使う

前述の通り、私が不満を言って夫が気をつけるというスタイル(夫からの不満は出てこない…)なので、話し合いで溜めてた不満を話せた段階で私はスッキリしてるのですが、夫は再発防止のためにリマインダーを設定しています。
定期的に気をつけることを携帯に表示させて思い出せるようにしていました。

解決策②:発達を待つ

夫の場合、息子が言葉でコミュニケーションを取れるようになってから完全に接し方が変わりました。
一緒に遊ぶようになり、明らかに息子はお父さん子になりました。
それまでも夫はご飯食べさせたりスイミング一緒にやったりお風呂いれたりとほとんどのお世話はしていたのですがあまり報われない感じだったので「一緒に遊ぶ」ことの威力はすごいです。

解決策③:距離をおく

うちの場合は3ヶ月離れたことで「失って初めてわかる大切さ」的なものが発生した気がします。
私としても普段夫がやってくれていたことが顕在化することで感謝の念が増しました。
できる人は少ないでしょうし賭けですし(子どもいない方がいいとなる可能性もあるので)コストもかかるのでおすすめはしませんが効果はありました。

解決策④:セックスする

コミュニケーション不足の解消になります。
身も蓋もないですが有効です。
感情的な部分が満たされるので話し合いをするにしても冷静にできます。

現在

現在はここまで書いてきたような不満や新規の不満もなく過ごしています。
息子が大きくなったらまた別の心配事や衝突もあるのでしょうが、生まれたばかりの時に比べて生死に関わる心配事が減ってきたため、目くじらを立てることがなくなってきた印象です。
むしろ人間としての接し方は夫の方が大人なので私が今度はイラつかれる可能性は十分にあります。気をつけないと!

我が家のLessons learnedが誰かの役に立ちますように!

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