振り返り6:対三間飛車
ここでは▲33と、と踏み込むべきだった。△58と▲42と△69と▲52とと進むと、飛車の横利きがあまりにも大きい。
先手を取りたくて▲57同金としたが、▲69金と引く手が勝った。
後手は動かす駒がほとんどない。見えていたのに指せなかったのは、冷静さを欠いたと言うほかない。
△76桂はかなりうるさく、また、後手からの後続の攻めがそれほど速くないため▲77銀右や▲75金と受けるべきところ。
実戦は▲11角成△76桂▲87玉△54角で図4。
実は△54角は疑問手で、▲44金なら互角だったようだ。
根本の角を取ってしまうしかなかった。
実戦は▲59香と打ったため△68桂成▲54香△79成桂で金銀の枚数差と歩切れが痛く、負け。