振り返り30:後手雁木


図1

△86同角▲同角△同飛▲64歩△同銀▲97角△96飛には▲64角と取る予定だったが、△99飛成▲88銀△95龍▲96歩△85龍▲91角成△87歩(参考図1)は後手ペース。

参考図1

よって△96飛の局面での最善は▲88角からの千日手となるため、作戦があまりうまくなかった。


図2

実戦は△86同角ではなく△45桂だったため、▲65銀△64歩と進んだのが図2。正解は▲54銀△同銀右▲55歩△63銀に▲46歩。手順に▲55歩と伸ばせることで、△65歩~△64角が緩和される。


図3

▲44歩△同銀▲45歩としたが、さすがに後手を引くのは味が悪い。ここは▲35銀で互角。なぜか見えなかった。▲35桂と▲44歩で悩んだが、その2つでは前者のほうがよかった。


図4

指しにくいが、▲58桂がいい。実戦の▲35銀は角が逃げられるのがだめ。

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