冬がきた
好きな人がいなくなって
期せずして、推しのアイドルは事務所を突如辞め
次のライブは未定になり
時々つぶやく程度になった
今年の日記を読み返すと、
好きな人との想いや
推しのアイドルが初期の頃くれたリプ返やチェキツイに対する言葉や
私の想いが所狭しと書いてある
おかげで2024年の日記は11月で全ての余白が埋まった
推しは推せるうちに推した
好きな人も、毎週シアワセを感じさせてくれた推しも
いなくなった
身も心も寒くなり
喪に服しつつも、何かにすがりたい、弱い自分がいた
唯一の希望は、アイドルの復帰
「忠犬ハチ公みたいに待ってやるー」と、同じアイドル推しの人と
ご飯に行って、泣きながら訴えたら…
その人に
「いや、ハチ公はハッピーエンドではない」
「死ぬまで待ってもご主人は帰ってこなかった。それでもいいの?」
と諭された
泣きながら訴える私を受け止めてくれて
いい推し仲間に出会えて本当に良かった
そこで…
その方と待ち合わせして、他のアイドルも観に行ってみた
すると…私を見つけてくれたアイドルが!
ペンライトを振ると、笑顔で返してくれた!!
特典会に初回無料で参加してリプしたら、嬉しいリプ返まで!
え!?私でいいの?
私みたいな人がファンになって嬉しく思ってくれるの!?
と有頂天になった。
そうしたら…
その5日後、その人が2週間後に完全引退されることがXで発表されていて
「もっと早く出会っていればよかった」とリプ返がきました。。。
人に、アイドルに、推しに頼らない生き方を模索しないといけないと思う
もういなくなった人に、アイドルに依拠してはいけない
いなくなった人の想い出でこれから生きる「未亡人になる」という選択もあるが
若くしていなくなった人の生きざまで
「人生は有限、今を楽しくシアワセにすることが生きる意味なのではないか」とも感じるようになった
思い出は宝箱に入れておいて、いま
冬がきた