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きのこ帝国との出会い。それは止まった時間と動き続ける青春の時間。


元々母親の影響で小1の頃からAvril Lavigneや Green Dayを始めとする洋楽を聴いて育ってきた私にとって邦楽は自ら好んで聴かないものだった。

パンクやロックばかりを好んで聴いていた私が今まさに青春の全てを費やしているのは、2019年5月27日に活動を休止したきのこ帝国である。

猫とアレルギー   アルバムにて。


出会いは一昨年の10月。

私の所属する大学の軽音サークルは、引退までコピー元もメンバーも原則固定制というなかなかイレギュラー。


元々コピーしていたコピー元が他バンドと被った末バンドメンバーにきのこ帝国を提案された時は


なんだその名前のバンドは!!!


と一種の食わず嫌い的な感情で初めは拒絶してしまった。が、有無を言わさずコピー元はきのこ帝国に。

当時ピンボーカルだった私は、コピー元の変更とともにギターボーカルへ。


初心者から始めたギターへの苦戦以上に、当初はまだ深く理解できてないきのこ帝国を自分がどう表現できるか、そんな不安に駆られていた。


最初にコピーしたのはクロノスタシスと金木犀の夜。この二曲から入った私は、きのこ帝国はこんなものか、と思った。

クロノスタシス/きのこ帝国 曲中にて。


がしかし、きのこ帝国がどんな変遷を経てどんな音楽を作ってきたか、のちに理解する。


そうなってしまった今は、
毎日キャンパスへ行っては授業前にスマホのYouTubeで昔のライブ動画を開いては佐藤千亜妃のMCや頭の振り方、表情まで覚え、


服を買うお金がなくなるくらいエフェクターや機材を買い、友達ができなくなるほど個人練でスタジオに籠り、佐藤千亜妃の髪型にまで寄せてしまうほどにまできのこ帝国にハマるとは。

著者の学祭でのライブにて。
タイムラプスTを着て


この時はここまできのこ帝国に青春を費やすことになるとは思いもよらなかったのである。


止まってしまったバンドと、まだまだ動き続ける私のバンドを共にした青春の時間。この時間を私の記憶として残しながら、きのこ帝国への思いを綴っていけたらと。



#きのこ帝国 #バンド #コピーバンド  #佐藤千亜妃 #タイムラプス

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