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引越しまであと17日/旦那との出会い
引越しまであと17日。
生まれてから県外へ出たことがなかった私が、縁もゆかりもないような土地に引越すなんて
彼と出会った頃の13年前の私ならなんて思うだろう?
1日1つ段ボールへ必要な荷物だけを詰め込む
小さなタスクをクリアして行きながら、週2回のゴミの日に今までの思い出の数々をゴミ袋5.6個分くらい詰め込んで断捨離していく。
掃除しながら見つけた保育園からもらった家族写真も、彼の荷物用の段ボールへ詰め込む。家族だったことを忘れるために。
3人家族だった頃の笑顔を見ながら別れる事が悲しいと、まだ執着している自分の弱い心と決別する意味も込めてガムテープで蓋をした
離婚することは決めていても私の一生の1/3を彼と過ごしたんだから悲しくないわけがない。
でももう後戻りできない所まで進んでしまった。
「今度飲みに行きましょうよ!」
当時22歳だった馬鹿だった私。
ちょっと仲良くなっただけでお酒の話になり流れで誘うという、今の私ならドン引きレベルの思考回路してるありえないお嬢ちゃんだった。
彼との出会いは派遣の工場で職場が一緒で、同じ派遣会社で喫煙所仲間だった。
休憩の度に一緒になって喫煙所で世間話をしているっていうよくある風景の中に私っていう無鉄砲なバカがいた。
20歳なったばかりの女から誘われる男なんて、喜んでついてくるにきまってるでしょ!
もっと考えて行動しろって今の私なら大激怒して注意しているよ
私もこの長い年月で考え方が180度変わってまともになった方だと思う。
今ビジネスで成功していなかったらずっとバカなまま、世の中に唾を吐きながら死を待つだけのアホなババアになってたと思う
そんなバカな私だから飲むこと=2回吐くまで飲んだら強いという謎ルールを先輩から教えられ
まだ忠実にそれを実行していた時
彼と飲んでいた2件目の居酒屋で1回吐いて潰れた
そこから彼が何とかタクシーに乗せようとしてくれたけど、私が足くじいて捻挫して歩けなくなってしまったので仕方なくホテルに行くことになった
今から考えると彼の方がかわいそうだ
飲みに行こうと誘われたから行ってゲロ吐くし、めんどくさいからさっさと帰らせようとするのに捻挫して道端で寝てるし
ホテルに行く以外の選択肢はなかった
これが私たちの始まり
少しずつ昔を思い出しながら書いていこうと思う