2024年に出会った音楽たちの備忘録

限りなく白く、藍沢未羽さんのnoteに最近読んだ本の備忘録という記事があった。
「noteにはそういう使い方もあるのか…」と影響を受けたので2024年、良く聞いたアルバムの備忘録を書いてみようと思った次第です。
埋込機能というものを覚えるために、apple musicのリンクも入れてみます。

① ZAZEN BOYS　「らんど」

ようやく、本当にようやくリリースされたZAZENの新作。ベースのメンバーチェンジがあったけど、バンドのアンサンブルが研ぎ澄まされており圧巻。
これ、どうやって合わせるのとおののく変拍子とともに過去作よりもメロディアスな曲が多くなった印象。

②Glass Beams 　「Mahal-EP」

YouTubeでKEXPというチャンネルを登録しており、毎日のように更新されるライブ映像を見ている中で、衝撃を受けたバンド。サムネで見る限り「イロモノ？」と思い見始めたのだけれど、オリエントなメロディーにバンド的なリズム構成で「世の中にはまだ知らない音があるものだ…」と嬉しくなった。

③Glans　「slow tree」

長男くんから「これ札幌のバンドなんだけど絶対あなた好きだと思う」
とおススメされて聴いたバンド。
アンビエント的な音で始まったと思ったらどんどん上がっていき最後の曲で爆発して終わる構成も良いです。長男くんのおススメ、外れがない。

④Dolphin Hyperspace,Nicole McCabe & Logan Kane　「What Is My Porpoise?」

SNSで見かけ聴いてみたら「これはヤバい」となったアルバム。
ジャズとダンスビートの組合せに「世の中にはまだ知らない音があるものだ…」と嬉しくなった。（2回目）
というか、ゲストドラムのLouisu Coleさん超絶すぎて怖い。

⑤张醒婵　「No, no !」

SNSで見かけて聴いてみた第2弾。しかし、アーティストさんが中国の方というのと全部1人で自宅で制作したということ以外何も知らない。名前の読み方すらわからない。
初めて椎名林檎の「無罪モラトリアム」を聴いた衝撃を思い出すかのような、CHAIのようなすごいことやっているのにPOPに聴けてしまう感覚というか、とにかくびっくり。中国でもこういう音楽があるんだということにもびっくり。

⑥阿部之指揮楽団　「緋に染めて ② - EP」

長男君が所属するバンドの初音源。自分の息子ということを置いといても
とてもかっこいいバンドだと思っています。もっとたくさんの人に聴いてもらえるといいねという気持ちです。

⑦きのホ。　「都スカイハイ」

間違いなく、今年1番聴いたアルバム。ライブ特化型アイドルという自称に恥じないライブ映えする曲のオンパレード。息子たちと「きのホ。の曲の肝はベース」という共通認識があるくらいに、演奏自体がかっこいいです。
個人的に、このアルバムでらねちゃんが覚醒したと思っています。

2024年はこんな音楽に出会えた年でした。曲単位となると膨大な数となるので、アルバムやEPだけにしてみました。12月にも出会いがあるかもしれないけれど。来年もいい出会いがあればいいなあ。