限りなく白く特典会経過報告

・事案
令和6年11月30日、従来より「皆さん、特典会で何を話しているんだろう」という疑問に対して検討を重ねた結果、改善点を以下の2つに絞り特典会に参加する計画を立案。

【改善点(案)】
①メンバーの呼称変更の確認
基本的に、メンバーの呼称に関して苗字に「さん」づけで呼称してきた。大きく年齢差のあるメンバーであるがアイドルとして、表現者としてのリスペクトを表すための呼称であったが、そもそも平均的な中年男性の体格よりも大きいサイズのおじさんが挙動不審に敬語を用いながらコミュニケーションを図ることについて、メンバーに「なんかキモい」と思われる可能性があると思い至った。

また、常に「さん」づけの呼称を用いた場合にこちらも精神的な壁を作ってしまっていると感じており、現状よりもフラットに感想等を伝えるコミュニケーションを取りたいと考え、特典会に参加するメンバー(以下、推しと呼ぶ)に他のファンの方から何と呼ばれることが多いのか確認し、それに準じた呼称に変更する。

②お話する内容を事前に確認する意識の徹底
従来の特典会では、「よろしくお願いします」と伝達後にチェキ撮影、撮影後に「今日のライブも大変楽しかったです」と発言をするのがルーティンとなっていだが、その後の流れについては、あまりにも丸腰。最悪の事例では目の前に「モジモジしている中年男性が何かをいいたげにこちらを見ている!」状態になっているであろう自分に恐怖すら覚えていた。

そのため、各推しに対してその日に自分が伝えたいと思っていることを箇条書きで頭のフォルダに保存しておき、順次ファイルを開くことでコミュニケーションの円滑化を図る。

【経過】
以下に、上記改善点を用いた各推しとの会話内容を記載する。なお、記載順はチェキ撮影順とする。

①藍沢未羽氏
事前準備での話す内容は以下の3点。
・藍沢氏の影響でnoteを書き始めたが、これが 自分的にとても楽しく、新たな楽しみを教えてくれたことに関するお礼
・改善点①の件
・藍沢氏のnoteを拝見し、氏の行う各種表現を楽しみに待っているという気持ちの伝達。

チェキ撮影後、noteに関するお礼をお話したところ「note見てます。特典会、慣れました?」的な事を言われパニック。脳内フォルダが一時フリーズし開封不可に。
「話す内容、決めてきたんです。でも思い出せません。ちょっと待ってください」
明らかに旧スペックの脳内CPUをフル稼働させ、なんとか再起動に成功。
呼称についてはさまざまな呼称があったため、ペンディングとし、後日報告。呼びたい呼び名で問題なしとのこと。
持ち時間ギリギリで3点目を伝達しフィニッシュ。

②白瀬ななこ氏
事前準備は、呼称問題の確認。
「白瀬さん呼びからの変更を行いたいと思っているのですが、他の方から何と呼ばれていますか?」
氏は「えー、何だろ…」と少し考えた後に
「ななちょす」と、まさかすぎる回答。
こちらも思わず「ハードルが高ぇ!」と口にしてしまう。
氏の優しさか、「1回呼んでみて」と促されるがあまりのハードルの高さに躊躇していたところに会場の電気が一時的に消えるアクシデント。
さらにパニックとなる。
電気がついた後、意を決して「…ななちょす…」
氏は笑っていた。ここでタイムオーバー。
藍沢氏とは別の意味で呼称問題はペンディングとする。

③三浦あい氏
事前準備は、オンラインチェキの丁寧な梱包のお礼及びステージパフォーマンスの印象を伝えること。
チェキ撮影後、三浦氏より唐突に「ウエケンさん来てくれたら映画の話をしたいと思ってたんです」「どんな映画が好きですか?」との質問あり。想定外の事項にパニック。

「いろんな映画を見てます。1番好きなのは…」
ここから先が出ない。圧倒的に出ない。そもそも1番好きな映画を考えたことがない。頭の中に様々な映画のシーンが浮かんでは、消える。
何か出さねば…。必死に頭をフル回転して捻り出した作品は

「スターウォーズとか…」

三浦氏の世代に出す作品としては、大きな間違いを犯した。自分の幼少期に映画を好きになったきっかけの作品を口にしてしまった。
氏は「見た事ないです、見てみます」と言ってくれたがこちらは謎のゾーンに入ってしまい
「初めて見るなら、4.5.6見て1.2.3見た後また4.5.6を見るのがオススメです。7.8.9は見なくても大丈夫です」などと、自分の好み押し付けおじさんと化す。これはダメだ。
三浦氏より再度、「日本映画は見ないんですか」質問され、「見ます。吉田恵輔監督とか今泉力哉監督の作品が好きです」
そういう事を聞かれているわけじゃないとようやく気づき、「三浦さんはどんな日本映画が好きですか?」
と逆に質問。「悪の経典が好きです」との回答。
「あの伊藤英明、めっちゃ怖いですよね」で
タイムオーバー。あたふたする大人と化した。
事前準備事項の伝達は失敗。咄嗟の機転の効かなさが最大級に発揮される結果に。

【次回以降の対策】
・呼称問題の結果報告
・事前準備については継続。想定外の事項が起こったときにパニックにならない精神状態の安定的な構築、準備
・好きな映画のリストを自分的に整理。

以上。

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