OKB48総選挙握手会レポート
OKB48総選挙をご存じだろうか。
OKB=お気に入りボールペンのこと。その年の顔となるボールペン48本から推しペンに投票し、センターを決めるという酔狂にも程がある企画である。
その歴史は古く、今年で14回目。自分がこの企画を知ったのは「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」(アトロク2の前々身番組)の特集企画を聞いたのがきっかけだった。大の大人がボールペンの順位に一喜一憂している様が、とても面白かった。
その頃の自分は今と比べるとかなりのボールペン弱者であり、ゲルと油性・水性の違いも把握していない状態。この放送後、自分の筆箱のボールペンを確認すると「ジェットストリーム」で驚愕した覚えがある。
「俺は、無意識のうちにセンターのボールペンを使っていた…」
これをきっかけに、文房具屋に行ってはボールペンの試し書きをかたっぱしから行い自分の好みを知っていくことになる。使用用途によって、ボールペンを使い分ける技も覚えた。そして、OKB48総選挙に毎年投票をしていくようになる。
OKBの投票方法は2種類。毎年発表されるリストを基に、インターネットで投票する方式と、握手会と呼ばれる候補者48本の試し書きを会場で行い、現地で直接投票という方式となる。
北海道での握手会の数は少なく、一時期札幌でも開催されていた記憶があるが有志主催のイベントで期間も短く参加することができなかった。
インターネット投票の厳しいところは、すべての候補者を試し書きすることがまず不可能なまま順位をつけなければならないこと。
例えば、ジェットストリームやユニボール、サラサなどのメジャー級はすぐに試し書きができるけれども、今年の候補者でいうとエアプレスや筆ボールなどの変わり種、CR01などの高価格帯のボールペンを試し書きするのはほぼ不可能と言っていい。
この企画を本当の意味で楽しむには、握手会に参加し全候補者の試し書きをするしかない。そして、北海道で握手会を長期間開催しているのは何故かわからないが標茶町の観光協会だった。
自分の仕事は出張が多く、別海町や根室市は頻繁に訪問するが標茶町に行く機会はほぼなかった。握手会のために標茶町に訪問することも考えたが、開催時間が7:30~17:00までとそのためだけに訪問するにはかなり厳しい時間。
そんななか、今年度から標茶町周辺も担当することになり心の中で
「時は来た」と密かにテンションを上げていた。
先月まで忙しく握手会参加の機会を作れなかったが、本日年末挨拶回りのどさくさにまぎれOKB48総選挙の握手会に参加してきました。
前置きがだいぶ長くなりましたが、以下レポート
思っていたのとなんか違った。もっと華々しい会場だと思っていました。
自分が観光所内に入ってから出るまで、他の人は誰も入ってこなかった。
よって、1人で何ループもして握手ができる。
机の上のスケッチブックに好きなだけ試し書きができるという方式。
憧れの握手会。今年は10本の新人たちが参戦。自分の推しボールペンももちろん参加しています。応援したい。でも、審査は公平に。
新人、ゲル、油性、水性の順で並んでいます。写真を撮り忘れたが、各候補者の短い解説が書いてある資料も置いてあった。
始める前は1時間もかからず終わるだろと思っていたけど、全然そんなことはなく余裕で1時間以上かかった。
最初は新人と今まで使ったことのないボールペンを中心に握手していたけど、書き心地の比較のためにメジャー選手も試したりとにかく忙しい。
でも心の中で「おもしれー」とかなりテンションが上がっていた。
前述のとおり、自分以外誰も来ないので好きなだけ時間を使って試し書きができるのも大きい。
全候補者と握手が終わり、順位決めタイムに突入。
ここからも時間がかかる。
自分の好みのボールペンの基準
「低重心、高い汁感、よくすべる」を基準に悩みに悩んでこんな順位に。
初めての現地投票。推しペンで5位以内に入ったのは「ブレン」のみという波乱の結果に。
投票用紙にも記載しているが、ここ数年自分の中で水性ボールペンがブームで普段はボールサインIDプラスを愛用しているけどそれが5位以内に入れられなかった。5位にすることも考えたのだけど、握手会でなければ出会えていないし書く機会もなかったであろう「筆ボール」を優先してしまった。
そして、順位をつけてみての新たな気づきは「多分、俺OHTOのボールペンめっちゃ好き」
インターネット投票は12月31日までやってます。
興味ある方はHP見てみてください。
投票結果発表は1月末。
ジェトストリーム14連覇か?新たなセンターが誕生するのか?
興味ない人には何が何やらな楽しすぎる祭典、楽しみに待つ!
OHTOのCR01買いに行ってきます。