育休中夫婦のひとり時間の作り方
子どもが生まれてからの生活は、想像以上に忙しい。この新しい生活は喜びであると同時に、ひとりの時間がほとんど取れなくなった。このひとりで過ごす時間が減ったことは、少なからずストレスと感じていた。これは、多くの親が直面する課題であり、私たちも例外ではなかった。
妻と共に、この状況を何とか改善できないかと考えた。6ヶ月になる息子の生活リズムがある程度予測可能になったことで、食事や昼寝の時間を見越して、一日に3時間程度のひとり時間を確保する計画を立てた。
息子の様子を見る担当とひとり時間を満喫する担当に分かれることにした。ひとり時間をとるタイミングを、息子が昼寝をしている間にすることで、世話をする担当の負担を減らしている。
ひとり時間を持てる方は、その時間をどう過ごすか自由。カフェで過ごしたり、映画を見たり、友人と会ったりと、自分のためだけの時間を楽しむ。
この試みを始めてから、私たち夫婦はそれぞれ週に一度、自分だけの時間を持つことができるようになった。このわずかながらも確保された個人の時間が、私たちにとって大きな息抜きとなり、日々の生活に活力を与えてくれている。束の間の自由時間を通じて、ひとり時間が取れないというストレスから少しでも解放されたことを実感している。