息子のねんねトレーニング
もうすぐ7ヶ月になろうとする息子のねんねトレーニング事情について話したい。
生後4ヶ月までは、日中の睡眠は抱っこでしかできなかった。ベッドに置くとすぐに目を覚ましてしまう「背中スイッチ」に悩まされていた夫婦は、息子が1時間以上睡眠をとるためには常にどちらかが抱っこを続けなければならなかった。
さすがに、ずっと抱っこはできないということで、たまたま図書館で見つけた下記の本を頼りに、ねんねトレーニングを開始することにした。ねんねトレーニングやったことは主に3つだ。
生活習慣の整備
本には生活習慣を一定にし、赤ちゃんに朝日を浴びさせることで、体内時計をリセットさせる必要があるとのことだった。
そこで、息子に明確な生活リズムを築かせることから始めた。育休が始まってから、我が家では8時に起床と大分起き出しが遅かったため、息子の体内時計をリセットさせるため、朝7時には起床するようにした。
起きない場合は、授乳ライトを使い、朝日を浴びせるように光を当てて自然に起きさせた。
その結果、息子は気持ち良く毎朝目を覚ますようになった。
また朝寝、昼寝、夕寝の時間をある程度固定化し、時間になると、「そろそろ寝る時間だよ」と言って、寝かしつけるたえ寝室に連れていくことにした。夜寝る時間も、7時までにはお風呂を入れて8時には寝付くようにリズムを変えた。
外での活動時間を増やす
これまでは、午後の1回しか外に出していなかった。本では外からの刺激は重要とのことだったので、午前中に近所のスーパーに買い物に行く時に、抱っこ紐で抱っこしながら少し散歩をするようにした。
午前中は夫婦どちらかが散歩兼買い物をすることで、夫婦の負担を減らしている。午後はこれまで通り、みんなで散歩をしている。
この2つをまずは実践してみた。これだけでも大分ネントレの効果は出てきて背中スイッチの発動することも少なくなってきた。寝るリズムがついたことで、抱っこでなくても、寝室のベッドであれば、ここは寝る場所なんだと理解して寝られるようになった。
ベビーベッドから添い寝へ
そして、息子の睡眠時間が劇的に伸びたのが、添い寝に変えてからだった。
本では最後の方に、添い寝の方が望ましいくらいの書き方であったが、息子にとってはこれが一番効果があった。
息子はベビーベッドにいる時は30分くらいで起きてしまっていたのだが、誰かと添い寝をしていると1時間、長い時は2時間寝るようになった。おそらく、睡眠が浅くなった時に隣に誰かがいると思うことでもう一度深い眠りに落ちてくれているのだろう。
親もずっとは添い寝出来ないので、最初寝付くまで添い寝していると、もう抱っこもせずに寝るようになってくれた。もちろん毎日抱っこせずに寝てるかと言われるとそうではないのだが、抱っこせずに寝てくれる確率は格段に上がった。
息子と一緒に成長する日々は、試行錯誤の連続だ。しかし、そこから得られる学びと達成感は、何物にも代えがたいものである。これからも、息子の成長と共に夫婦でサポートし合いながら、一歩一歩前に進んでいきたい。