ギター弾きの呟き4 ロック編続き
こんにちは南仙台の父です。
再び懲りずにロック編の続きです。
まだこの人、あの人が出てないだろって思う方も多いと思います。
私の勝手な偏見で選んだ人選なのでご容赦ください。
①リッチー・ブラックモア
この人は取り上げざるを得ないところが大きいです。
ディープパープルやレインボーで有名な方ですが、同じ英国人なのにジ
ミー・ペイジやジェフ・ベックのような重みを感じないのは私だけでは
ないはずです。
茶化しても許されるのがこの人の特徴かもしれません。
ただ、この人はハードロックの古典、ハードロックの教則本、ハードロ
ックの練習曲として、多くのギタリストによってコピーされ、多くの曲
が練習台として使われてきたことは疑いの余地のないところです。
ディープパープルの初期の曲には多くの名曲があり、これらをちゃんと
弾けることがギタリストとしての条件だった時代もあります。
大抵スタジオで練習している時に、スモーク・オン・ザ・ウォーターや
ハイウェイスター、ブラックナイトとかのイントロを弾き出すと、その
他のパートに人も一緒に演ってくれたりします。
(なぜか、キーボードに人だけは演ってくれませんね。)
リフだったり、ソロだったり、様々なテクニックの要素がきっちりと入
っており、キャッチーなわかりやすいメロディーもあって、練習するに
は持ってこいの人だと思います。
ピアノで言えば、ツェルニーの30番みたいな存在だと思います。
時代は変わってもこれだけは変わらないかもしれませんね。
この人はライブでギターを燃やしたり、壊したりすることでも有名だっ
たので、学校の文化祭でディープパープルを演るのが禁止だった学校も
あるらしいです。(たぶん、消防法の兼ね合いかも・・・。)
なぜかライブイントーキョーが最高っていう人が多いのも気になります。
②エリック・クラプトン
昔はこの人あんまり好きではありませんでした。
なぜだかわかりませんが、素直に聞けない人の一人でした。
(理由は今もってわかりません・・・。)
私がこの人を普通に聴けるようになったのは40を過ぎてからでした。
やっぱりこの人で有名なのはレイラになりますが、一生懸命エリック・
クラプトン+レイラ(敢えて愛しのはつけません。)で調べていた人も
多かったと思います。
レイラ自体はデレク・アンド・ザ・ドミノス名義で発表されているので
、今ならwikipediaだったらちゃんと結果出るかもしれませんが。
このイントロを聴けば知らない人がいない位のド有名な曲ですが、簡単
に言っちゃうと不倫の歌ですからね・・・。😅
ジョージ・ハリスンの立場はどうなっちゃうんでしょうね。
(ちなみにビートルズのコピーバンドに入ると必ずジョージって呼ばれ
るのは何故なんでしょうかね・・・。 注)ジョージの祟り)
更にこの曲の特徴として、延々と続くエンディングがあります。
これはイーグルスのホテルカリフォルニアと並んでギタリスト以外から
ムダと呼ばれています。(万里の長城、戦艦大和、ピラミッドと同じと
して扱われています、特にボーカリストには。)
しかも、このエンディングは全く曲調が変わるので、別の曲だと思って
いる人もいるらしいです。
個人的にはクリームの時代のちょっとサイケ感のある音の方が好きです
が、レイラのイントロを演ると必ず「好きだね~。」って言われるのも
未だに不思議です。
③ニール・ショーン
またまた商業ロックの方として、ミュージックライフではケチョンケチ
ョンにやられていた方です。
でも大好きなギタリストです。(基本的に私とミュージックライフとの
相性は最悪かもしれません。)
この人は元々はサンタナのバックをやってましたので、グレッグ・ロー
リーなどと一緒にジャーニーを結成していました。
大ブレイクしたのはキーボードがジョナサン・ケインになってからです
が、初期の頃はアメリカンで泥臭い感じの音を出しておりました。
上の二人がストラト弾きなのに対し、この方はレスポール党です。
また、レスポールを改造してトレモロアームを付けていたことも特筆す
べき特徴かもしれません。
TOTOよりももっとアメリカンな明るい感じに寄ったサウンドですが、
後期のジョナサン・ケイン加入後のポップ寄りのサウンドが好きな方
も多いのではないでしょうか。
オープンユアアームズとか聴いて泣いてた方とか多いんじゃないですか。
この方というかバンド自体がTOTOと同様にテンションコードを多用す
る特徴があるので、パワーコード一本一筋のギタリストにはコード感が
理解できない側面もありました。
音を歪ませた上で、テンションコードを処理するという技はこの人から
教わりました。(そういう意味では勉強した甲斐がありましたね。)
カテゴリー的にはこういったこともあって、プログレッシブロックとし
てカテゴライズされる場合もあります。
理屈云々関係なく、アメリカンロックはわかりやすくて好きです。
④バジー・フェイトン
ちょっとマイナー感のある方を出してみました。
ロックというよりもスタジオ系の人って感じですね。
この人もストラト系の方なんですが、なんて言ってもリフとバッキング
のテクニックで推したいギタリストの一人です。
ロック系ではありませんが、ラーセン・フェイトンバンドという形で知
っている方も多いかもしれません。
ラーセン・フェイトンバンドと言うとオルガン系のフュージョンという
感じもありますが、ボーカル曲も意外と多くて、キャッチーなメロディ
だったり、コーラスだったりもあって、地味に聴きやすいところが特徴
といって良いでしょう。(ボーカル曲は取り敢えず推しときます。)
この人、東海岸の出身みたいな人ですが、音は敢えて西海岸的な音を出
すという特性があります。
J-POPの人たちともセッションやレコーディングで関係していますので
、知らず知らずのうちにバジー・フェイトンのギターも聴いていたなん
てこともあるかもしれません。(クレジットをよく見てみましょう。)
今回も好き勝手に色々と呟いてみましたが、〇〇〇はどうしたとか、△△
△はなぜ出て来ないとか、う~んわかりますけど敢えて出さない人もいま
す。
気が向いたらまたこんな企画で出してみたいとは思いますが、私個人がソ
ロやアドリブで有名な人があまり好みではないこともあります。
(〇〇〇とか、△△△はたぶんそういった人なんでしょう・・・。)
やっとライブができるようになるみたいなので、初夏の頃に向けて練習を
しっかりとやっていきたいと思います。
今年はやっと新型コロナウイルスの制限もなくなりますからね。
皆さんも住む街でも屋外ライブを含めて復活するのではないでしょうか。
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