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運気は勝手に上がらないよ
こんにちは南仙台の父です。
今回は運気というものについての話です。
運勢とは違います。 あくまでも運気のお話です。
運勢は人によってある程度固定化されたものであって、健康面でいえば体
質と同じ意味合いのものです。
世の中には全体的に運勢の良い・悪い人もいて、必ずしも平等に人生を歩
めるわけではありません。
そもそもが今風にいえば「ガチャ」みたいなものです。
ただ、運気はそうではなく、運気は健康を維持する、向上させる源となる
意識や行動と同じ意味合いがあります。
残念ですが運勢を変えることはできません。
しかし、運気は変えることができるので、運気と運勢の組合せによっては
最高の結果に繋がることもあれば、最悪の結果を招くこともあります。
人間が自発的に変えることができるのは運気のみです。
結果を求めるには運気を上げることが大事になりますが、残念ながら勝手
に上がるようなことはありません。
寝てるだけが運気アップなんて書いてある本が売っていたら、それは完全
に詐欺だと思ってください。
それだけは絶対にありません。
運気は気持ちだけ先行してもダメで、継続して運気を上げる意識と行動が
続いていかないとダメです。
三日坊主になりやすい人は運気がなかなか上がらない傾向にあります。
また、運気は人任せにしても上げることはできませんし、お金で買えるよ
うなものでもありません。
また、人によっては運気の上げ方も変わってくるので、人と同じやり方や
うまくいった事例を真似るといったことでも難しい面もあります。
これは人それぞれが持つパーソナリティによって変わります。
また、運気は意識や行動が変わったからといってすぐには変化が実感でき
ません。
漢方薬のようにジワジワと変化していくのが実態だからです。
よく、すぐ結果が出るような方法を教えて欲しいとか言う人もいますが、
この時点で間違っていることは明白です。
だって、すぐに変わるはずのない運気、自分に合った上げ方も理解せずに
上がるくらいならこんな楽なことはありません。
人に教えてもらっている段階ですでに間違っています。
運気は勝手に上がることはありませんし、意識して行動に移し、それを継
続し続けることが大事になります。
もちろん、意識や行動が間違っていれば結果には繋がりません。
楽して〇〇なんて考える人は決して運気が上がることがないことだけは断
言しておきます。
意識と行動を変えるには何らかの目的がなければならず、それがはっきり
としない場合には絶対にうまくいきません。
単に運が良ければいいとかではダメです。
受験だったら〇〇大学(高校)合格とか、スポーツだったら全国大会出場
とか、目標が定まったものでなければなりません。
あと、必ず人と比べるような目的でも意味がありません。
あいつに勝つとか、あいつには負けたくないとかではダメです。
あくまでも自分が主語になって、比較ではなく状態を目的に置ける形でな
ければまったく機能はしません。
〇〇大学合格は自分が合格できることであり、全国大会出場も何人がエン
トリーしていようが関係ありません。
他人はともかく、自分が合格・出場できればいいわけですから。
そのためにどんな勉強をするのか、何点を取るのか、どんなトレーニング
をするのか、簡単にいえば自分との闘いが運気を上げる原動力です。
だから、他人との比較や何番目といった目的では意味がありません。
あと、無理な目的でも意味がないので、その先にある目的が次にあればな
お良い運気を上げる循環に繋がっていきます。
せっかく上がったのに目的の学校に入ったので安心したり、全国大会に出
たくらいで満足してはダメです。
運気をより高めれば更に上の目的を叶える力となっていきます。
そう、成功する人はこうした循環を常に持って、意識と行動の連続を継続
している人たちだからです。
仕事の関係で色々な方と会ったり、話をしたり、場合によっては鑑定を依
頼されることがあります。
もちろん、その中には運勢・運気とも良い人・悪い人が様々です。
運勢は良いのに行動で結果をムダにしている人もあれば、運勢の悪さを運
気で見事にカバーできている人もいます。
運勢は人生で一定に保つことはできず、良い時・悪い時が必ずあります。
そうした中で大事なのは自分でコントロールも可能な運気です。
ただ、意識と行動の次元が低い場合には良い結果を生みません。
運気を高めるのはポジティブな場合に限ります。
自分を高める・向上させる・目標を達成させるを念頭に置いた運気の力は
か大きな支えとなっていきます。
多少運勢が弱い時期であっても、不測の事態になろうがこうした方は簡単
に倒れることはありません。
しかし、あいつよりいい家に住みたいとか、人を蹴落としても上に立って
権力を奮いたいとか、多くの人からイイネされたいなどの意識・行動では
決して良い結果は生まれません。
仮にネガティブな目的は達成できても、人間は常にそれを超える欲求を求
める性質があります。
更にネガティブがネガティブを呼び、周りにもネガティブな人たちが集ま
るコミュニティーが生まれます。
一時的には気分が良くてもそこで妬み・怨みを買うことになるので、最後
はお互いに足を引っ張り合うだけになります。
やはり、自分を高める・向上させることが目的にあれば人と比べることに
はなりません。
そうすると今度はポジティブな目的が更に上の状態を目指す欲求として人
に現れていきます。
こういう方は成功にどんどん近づいていきますし、良いお金や環境やスタ
ッフも集まってきます。
よく経営者の方で「うちにはロクなやつがいない。」とこぼす方もいます
がそれは間違っています。
だって、一番ロクでもないのは経営者であるあなたでしょ、だからです。
類は友を呼ぶというのは当たり前だからです。
コンサルや鑑定の仕事をやっていていつも思うのは、意識と行動を自らも
変えて取り組みをする人こそ成長するということでしょう。
幸いなことに今はこうした仕事を通じて自分も勉強・成長できています。
よく、社会に貢献したいを目的にするという方もいますが、決して間違っ
てはいませんが、こうした目的はあまりお勧めできません。
事業や仕事で儲けて税金を払っているだけでも貢献だし、募金や寄付をす
ることでも貢献にはなります。
ただ、一番良いのは自分が成長・向上してより大きなポテンシャルを生み
出す状態にすることが本当の良い姿のはずです。
そうすれば更に多額の税金や寄付だって可能だし、時間の余裕があればボ
ランティアや社会貢献活動だってできます。
自分が幸せになることで社会貢献できるのは一番の良い姿です。
それには人と比べないこと、人に縋ったり・期待したりしないこと、人を
陥れたり・欺いたりしないことが大事です。
運勢の悪さを運気で克服した一番良い事例が将棋の藤井八冠です。
この方、運気が人生で一番悪い状態を運気で克服してタイトルを取ったと
いう方です。
この方は〇〇棋士に負けたからリベンジするではなく、自分の実力を更に
上げることに力を注いだ結果、今は無敵に近い存在にまで成長しました。
これが負けたことに拘ってリベンジに執着したらきっと悪いスパイラルに
陥ったに違いありません。
そう、自分に目標を科し、自分との戦いに勝つことが運気を上げる一番の
方法です。
寝てたり、怠けてたり、悪口や嫌味を言ってたり、人に批判や揚げ足を取
る癖がある方、残念ですが運気は上がらないことを断言しておきます。