見出し画像

採用面接

こんにちは南仙台の父です。
今回は久々の人事ネタです。

笑える面接や情けない面接、笑えねえ面接や困った面接などは色々と紹介
してきましたが、今回はちょっと和める感じだった話をしたいと思います。
連休真っ只中という方も多いと思いますが、半サラリーマン・半自営の私
には休みもへったくれも関係ありません。
そういうことでお休み中の方々が和めるよう柔らかい話題にしました。

もう何千名の人を面接したか定かではありませんが、感じの良かった人も
結構多かったように記憶してます。
そんな中で感じの良かったのを少し紹介できればと思います。
これから就活という方もいるかもしれないので、何かの参考になればいい
と思います。
やっぱり、総じて感じの良かった人は面接中に自然な笑顔があったことが
記憶には強く残っています。
もちろん、極度の緊張で顔が引きつっちゃった人もあれば、無理な作り笑
いでかえって白々しい感じになっちゃう人もいます。
でも、何人かいい感じの人がいて、こうした方は面接場所に入ってくると
ころからいい笑顔だったりします。
こういうのはたぶん演技や練習で何とかなるものでもないですが、たぶん
自然と内面から滲み出すような笑顔なんでしょうね。
面接中ずっと笑顔だった女性がいました。
もう10年以上前のことになりますけど、30歳くらいの女性でした。
あんまりメイクはしてなくて地味な感じの服装でしたが、入って来た時点
で笑顔になってました。
その後も途切れることなく、とにかく笑顔のままで面接は終了し、まああ
たり前のことですけど採用となりました。
この方は入ってからも職場の雰囲気が明るくなる人で、大きな声で笑った
り喋ったりする人ではありません。
もちろん無口なわけでもなく、ずっと笑顔で仕事してた人でした。
電話口でもそれが伝わるみたいでお客さんからも評判は良かったです。
仕事も問題なくできる人でもあったし、何よりも人から仕事を教わるのも
うまかったのは言うまでもありません。
言い方は良くないかもしれませんが、チャーミングな方でしたね。
時々、こうした方にお目にかかることがありますが、こうした方が職場に
いると本当に明るくなっていきます。
もちろん、男性でもそうした方はいて、やっぱり研修などをやっていても
こちらも和むこともあって、研修やっていてもいい感じでできるのは本当
にありがたい限りです。
やっぱり、こうした方が仏様のような方なのかなと感じます。
もし、身の回りにこうした方がいたら大事にしてください。
傍にいるだけであなたにも幸せのお裾分けがあるかもしれませんよ。

あと、面接で大事になるのが第一印象です。
最初の5秒とか、1分とか世間では言われていますが、そもそも人のどこを
見るかといえば、やっぱり全体的な清潔感が大きな要素になります。
髪に寝ぐせが付いていたり、靴が汚れていたり、男性だとシャツが飛び出
していたりすると、とてもだらしなく見えてしまいます。
かといって、高そうではあるけど派手な格好だったり、これ見よがしのブ
ランドバックだったり、ロ〇ックスの時計をわざわざ見せるようにしてき
た男性もいましたっけ・・・。
ウォーター系の職場だったらいいと思いますけど、いくらこういうのが好
きだったとしても、いわゆる堅気の仕事では避けた方がいいと私は思いま
すけどね。
やっぱり、感じのいい人はバランスが取れていて、清潔感のあった服装で
面接にやってきます。(面接慣れしているのとは違います。)
最近はカジュアルスタイルでの面接も多いですが、そうした場合でも一緒
です。
よく、清潔感って何?、という質問もありますけど、自分のサイズに合っ
た服を選んで着ているか、靴やベルトやネクタイ、更にはバックなどがヨ
レヨレになっていないことが大事になります。
もちろん、ア〇マーニのスーツでもゴミが付いていたり、シワが寄ってい
たら意味がありません。
特にサイズ感は大事です。
無理して小さなサイズを着ようとしたり、大人の服を無理やり着た子供み
たいな感じはいい印象にはなりません。
寝ぐせやヒゲの剃り残し、ストッキングの伝線やへんな感じに見えるネク
タイの締め方、こうしたのはやっぱり避けた方がいいと思います。
採用面接は自分の営業売込みですから、自分が商材だと考えれば商品を悪
く見せるようなことは避けるべきだと思います。
清潔感のある人って、スーツでもカジュアルでもやっぱり清潔感は溢れて
いて、自分を見せる隙がない感じもあります。(いい意味です。)
もし可能だったら、面接に行く前に第三者に見てもらってもいいかもしれ
ません。
もちろん、視点としては「自分が社長だったらこの人採用できるか」とい
うことが前提になります。
たぶん、清潔感のある人って普段から清潔感がある人なんですよ。
だから、面接だから特別というわけではなく、普段の延長線上で勝負でき
る人なのかもしれません。
普段からしっかり管理できているから、清潔感もあって仕事もちゃんとで
きるというロジックが働くのかもしれません。
もし、何連敗も就活で苦汁を飲まされているという方は清潔感があるかど
うかを第三者目線で確認してもいいかもしれません。
もちろん、これは履歴書に貼る写真からしてそうなりますが・・・。

こんなことを書くと、「これってあなたの感想ですよね?」って言われそ
うですけど、普段から面接を仕事としてやってる私の意見というよりも、
世間一般で余計なバイアスに左右されずに淡々と仕事している採用担当者
だったら、ほぼ同じ答えが返ってくるような内容です。
一番大事なのは、「自分が商品」であること、それをお客さんである会社
が「商品としての価値」を感じられるのかになってきます。
「こんなんでいいんじゃね・・・。」はありません。
大事なことなので二回言いますけど、「自分が商品」であり、会社が「商
品としての価値」を感じられるかですからね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?