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占い師が占い師について語る
こんにちは南仙台の父です。
最近占い関連の記事を書いてないのでたまには書いてみようと思い、ちょ
っと書いてみました。
ある調べによれば日本には数万人程度のプロの占い・鑑定師がいるのだそ
うで、潜在的に地下で活動している人も含めるとその何倍もの人数がいる
のだそうです。
私もその中の一人になりますが、実感としてもっと多いかもしれません。
最近は占い教室とかもありますし、民間認定の資格があったり、副業でや
っている人も含めるとかなりの人数となります。
ただ、はっきりと明言できるのは占い・鑑定の仕事だけで食べていける人
はほんの一握りということです。
もちろん、浮き沈みとかもあるので今は食べていけても将来的には行き詰
まる人もあります。
一定の需要には支えられていても競争が激しく、一握りの名前の通った先
生方が多くのファンを持ち、占い・鑑定師を志しても夢破れて諦めるとい
う方も多いのが実態です。
最近は企業家・経営者の会合などで同業の方とお会いして話をする機会も
あって、色々と意見交換する機会に恵まれています。
そんな中で話をするとかなりシビアな話も出てきますし、占い・鑑定師だ
からこそわかる「あるある話」で盛り上がることもあります。
どうしたら成功するのかは決まりも何もない世界なので、不屈の精神と地
道な営業努力しかないのもこの世界の特徴かもしれません。
ビジュアルに拘ったり、占術を色々と勉強していたり、厳しいことを敢え
て強く伝えるという占い・鑑定師もいらっしゃいます。
今考えると企業等での実績は多少あったとしても、やるかなと思って個人
のお客様にサービスを解放して早3年半となりますが、何とか生き永らえ
ていることも不思議な感じです。
いったい、何がこうした差を生んでいるのでしょうね。
やっぱり占いと聞けば、女性からの依頼が多くて、恋愛に絡んだ内容が多
いと思う方も多いのではないでしょうか。
実態としてはそういう傾向は強いですが、意外にもそうとも言い切れない
部分があります。
男性からの依頼もありますし、仕事や就活や人間関係といった様々な依頼
事があって、中には生まれた子供の名づけだったり、良い結婚・入籍日の
鑑定といったことをやる方もあります。
占い・鑑定の世界もそれはもう広いので、私と似たような占術を使う方も
多いですが、やり方だったりは大きく異なります。
占い・鑑定では一つの方法だけで行うことも多いのですが、それは長期的
なものや運勢を視るといったものが主体になります。
姓名判断や西洋占星術なんかがそういったものになります。
一方でピンポイントの事象や相手が関わるような相談事の場合には別の占
術を組合せて行うことも多いです。
これは占術の持つ特徴がそれぞれあって、その特徴を見て使うといったこ
とからそうなる感じでしょう。
例えばタロットなんかだと何十年も先を占うことは難しいので、それを補
完する占術がどうしても必要になります。
また、ピンポイントでの鑑定であっても、依頼者の方が人生の中でどうい
う流れで今ここにあるのかも大事になります。
そうやって、組合せて視ることによって、より詳しい鑑定に繋がるように
するというのがあり、占い・鑑定師さんは各々でそのノウハウを持ってい
るのです。
占い・鑑定師同士で話をしている場合でも、必ずお互いにどういう形でや
っているのかは話題になりますが、一つの占術のみとか、長期戦のみとい
った方は殆ど見かけません。
なので、占い・鑑定師としては複数の占術に、更に自身の感性的なものと
なる、霊視などの道具を使わない特定の人物を読み取る占術も重要になり
ます。
これが弱い方は残念ながら占い・鑑定師には向かないということでもあり
ます。
上述の通り、一番需要があって仕事を得やすいのは恋愛に関するものであ
ることは間違いありません。
私は主なフィールドが仕事やビジネスや金運といった方向でやっています
が、それでも一定数の恋愛に関するご依頼をいただくことがあります。
別に好き嫌いでやっているわけではなく、自分がサラリーマンとして個人
事業主として、人事の仕事やコンサルティングを通じて、こうした世界に
知見が多いのでそこをメインに置いているということもあります。
それでもそこそこのご依頼をいただくことができるのは不思議な感じもあ
ります。
恋愛に関していえば結構ドロドロ系の話も多いので、私は積極的に自ら足
を突っ込むことはしていません。
鑑定して、今すぐ別れた方がいいなんて結果を穏やかに伝えて良いのかは
未だに葛藤があります。
たぶん、こっち系の鑑定をあまりにも多くいただくことになるとこちらの
心身もおかしくなるリスクもないとは言えません。
最近は係争関係の事案をご依頼いただくことも多く、その多くが兄弟姉妹
などの家族間の問題だったりもします。
家族仲良くが基本だというのは承知しても、一旦争いに入った家族関係は
本当に悲惨な状況にもなり得ます。
家族間で原告・被告に分かれて争い、財産や事業などを争うというのは本
当に心苦しいものです。
意外に弁護士さんも忙しいので親身に相談に乗ってもらえずに、鑑定のご
依頼を受けるといったことは多々あります。
内容をお聞きして鑑定すると、大抵は弁護士さんも手に負えないような案
件であることははっきりします。
係争に負けることをお伝えしなければならないのは本当に厳しいものがあ
るので、そうしたところも占い・鑑定師としては大事な要素なのかもしれ
ません。
占い・鑑定においては日々の鍛錬も重要になります。
私も週に曜日を決めて公開練習なる、鑑定の公開なども行っています。
時々noteでも公開していますが、普段はSNSなどを通じて発信しています。
これは広告的な意味合いもありますが、練習だけやっても仕方ないので、
公開することで自身に責任感を負わせるという、一種のプロとしての追い
込みとして行っています。
突っ込みが入る場合もあったり、特定の話題での閲覧が異常に増えたり、
大事な話なのにリアクションが少なかったりと色々ですが、ずっとこちら
もやっています。
最近は色々と声をかけていただく面も増えて、リモートも含めて対面の出
張鑑定なども行うようになってきました。
また、今ははっきりお知らせできませんが、新たな媒体でお仕事をさせて
いただくことも決まりました。
まあ、ポチポチと仕事が増えてきて、仕事の中の占い・鑑定のウエイトが
だんだん大きくなっている感じです。
色々な方から映えるアイコンにしたらとか、何か衣装とか差別化したらと
いうご意見もいただきますが、今のところはこれでいいかなと思っていま
す。
写真とか加工されて盛られても、実際に対面鑑定の場合にはバレてしまい
ますからね。
実績で勝負を重ねていきたいと思います。